建築士の資格を取ったことで、一本背骨が通りました。
それまでは周りがとても心配していました。
「インテリアの仕事なんて、お金にならないでしょう」
「そんな仕事で食べていけるの?
もっと堅実な仕事をしなさい」
「簿記1級なんだし、
経理とか地道な仕事をしたほうがいいわよ」
なんて言われていました。
でも、私には好きなことを頑張っていれば絶対に
導かれるという、根拠のない自信があったのです。
二級建築士の資格が取れたことで、
周りは何も言わなくなりました。
そして、自分自身も
「これは、私がインテリアの世界で生きていっていい
ということだ」
と思えました。
「きっと神様も『この道でいいよ』ということを
示してくれたんだ」
という気がしたのです。
「これでいける」という自信をもつことができ、
それで迷わなくなりました。
周りが何を言おうと、この道を行こう。
この資格が営業に活きました。
私の働いていた家具店は、担当するお客さまに
受付で名刺を渡してご挨拶しますが、
名刺に二級建築士と入ったことで、
お客さまの反応は大きく変わりました。
「あ、建築士さんなんですか?
今日はいい人に担当してもらえてよかった」
とか
「実は、家の図面を持ってきたんです。
見ていただけますか?」
など、名刺を渡した途端にこちらを信用され、
一気にお客さまとの心の距離が縮まるのです。
建築士の資格を取るほど勉強すると、
図面を見るだけでどんな構造の家なのかが
わかるようになります。
「この配線の位置をこう直すと、
使いやすいお部屋になりますよ」
「できれば、このドアを内開きではなくて、
外開きか引き戸に変えてもらえれば、
この部屋にお客さまの憧れているソファが入りますよ」
というようなことを図面を見ながらアドバイス
できるようになるので、お客さまがとても喜びます。
同じアドバイスでも、資格がなければ
「本当かな」
と思われる場合もあるのですが、建築士なので、
「この人の言うことは間違いない」
と信頼されるようになりました。
それと同時に、担当する客層が変わり、
会社から一目置かれ、
社員からも頼られるようになりました。
もし自分に自信が持てない営業マンは、
仕事に関する資格を取ることをおすすめします。
必ず強い武器になると思います。
・・・つづきます。明日も読んでくださいね
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