自利利他とは自らを生かし他者を生かすこと | パートから社長になった坂本玖実子の「雨のち晴れ」ブログ

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昨日のブログで「自利利他(じりりた)」という言葉を使ったが、

これは仏語で、比叡山を開設した伝教大師が言った言葉。


Yahoo辞書によると


 『自らの悟りのために修行し努力することと、

 他者の救済のために尽くすこと。

 この2つをともに完全に行うことを大乗の理想とする。』


という意味だ。



物事を行う時に、自分の利益だけを追求するのではなく、

他者の利益を考えて行動する。自分を活かし、

他者を幸せにすることを喜び・目的としていく。

そうしていれば自分にも幸せが巡ってくる。


ということだと私は解釈している。

(解釈には諸説あるらしいが)



この言葉に私が惹かれるのは、

他者のために自分を犠牲しなさいと

言っているのではないからだ。


自らを生かし、他者を生かす・・・・・・


自分を生かして他者の幸せに貢献する、

それこそが私が求め続けているもの。


クラスモアの起業の目的は

「一人でも多くの方がイキイキとした人生を
送ることができるよう元気づけたい、励ましたい」

という思いからなのだが、

自利利他の言葉を知って、益々その思いを強くしている。



自分の力だけで出来ることなんて本当にちっぽけなことだ。

自利利他を実践していれば、必ず見えない力が応援してくれる。


自利だけに走ると最初は良くても必ず行き詰まる。


私の場合は見えない力の応援があったからここまでやってこられた。



不況の真っただ中の大変な時代こそ、

自分の利益だけを追求するのではなく、他に目を向けて方針を考える、

こうした大事なことを見直す良い機会なのだと思う。



すべての出来ごと経験に心から感謝虹