38歳で子持ちバツイチになった時に
理想の仕事をイメージし、毎晩寝る前にそんな仕事が
見つかると念じ続け、そしてその通りの仕事が見つかった。
ことを9月7日のブログ に書いた。
その時イメージしたのは、
・子供が小さいから時間が自由になる仕事
・車を貸与してくれる仕事
・カタカナ職業の仕事 (*^.^*)
・洗練された服装でできる仕事
・月収は手取り30万円以上の仕事
・これを全部叶える仕事
こんな虫のいい夢のような仕事が本当に見つかって、
外資系化粧品会社に入社したまではよかったが、
毎日の仕事は想像を絶する大変なものだった。
白い中型車を貸与され、毎日お洒落をして出かけるのだが、
仕事の大半は飛び込み営業だった。
仕事の内容を知ったときは恐ろしくて身体が震えた。
勇気を出して1軒1軒チャイムを押して行った。
「あのぅ、○○化粧品ですが・・・」
「結構です!!」ガチャッ(インターホンが切れる音)。
次のお宅でも
「あのぅ・・・・○○化粧品の者ですが・・・」
「間に合ってます!!」ガチャッ。
けんもほろろに拒絶されることが続き、
プライドはズタズタ、身も心もボロボロになる毎日だった。
しかし、たまにドアを開けてくれる家もあって、
顔を見て話をすると警戒心がなくなり、ほとんど方が
部屋の中まで通してくださった。
売上より、その方にとってプラスになると思うものだけを
お勧めすると決め、毎日必死で仕事をやりこなした。
そのような毎日を過ごすうちに先輩社員を抜いて
トップクラスの成績を出せるようになっていた。
セールスなんてまったくの未経験、
人づきあいが大の苦手だった私でも、
誠心誠意、相手のためを思って接すれば、
物は売れるということが分かり、自信に繋がっていった。
結婚している時に、夫から
「おまえなんて何もできないんだから、黙ってろ」
と言われて、その言葉に反論できない私だった。
元夫は基本的に真面目な良い人なので、
たまたま虫の居所が悪い時に言ったのだろうが、
その時の悔しさが、その後の私のエネルギーになった。
「私でもやればできる、不可能を可能にできるのだ」と、
とても嬉しく感じたことを覚えている。
これまでのすべての出会いと経験に感謝
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