今年春まで勤務していたIDC大塚家具では、
テレビに出演する仕事を何回か経験した。
実は今でも大塚家具のTVCM に出演していて、
噛み噛みで話している自分に苦笑してしまう(^0^;)
初めてテレビ出演したのは、8年前、
日本テレビ系「ナイナイサイズ」の初回の撮影だった。
(2000年から2007年まで、毎週土曜日23:30~23:55に
放送されていたトークバラエティ番組)
企画はナインティナインの岡村隆史さんが
大塚家具にソファを買いに来るという設定で
店員役が私だ。
その頃の私はまだ時給で働くパート社員。
大塚家具の本店には店員が300人近くいて、
店員役には何人もの候補が名前を連ねていた。
店員役を選ぶためのオーディション(?)では、
私は緊張のあまりカチンカチンで、
喋ってもしどろもどろになってしまった。
そんな自分が情けなくて、
「すみません、私、自意識過剰なものですから、
どうしても緊張しちゃって・・・」と、謝った。
その瞬間、プロデューサーの目が
キラっと光って(気がした^0^;)
「この人に決めます!」と言われたのだ。
プロデューサーがなぜ私を選んだのか未だに謎である。
さて、撮影の本番、
店の受付で岡村隆史さんと初めてお会いした時の会話。
私 「ご案内いたします、わたくし、森久美子と申します」
岡村さん「もっ、もりくみこさん?」(笑)
私 「はい、私の方がちょっと着痩せしておりますが・・・」
岡村さん 「大塚ギャグですね。(大塚カグにひっかけたらしい)」
そのように始まった撮影、
最初は緊張していたが、岡村隆史さんの
気取りのない人柄に助けられて、いつの間にか自然体で
挑むことができた。
岡村隆史さんは超売れっ子のタレントさん。
それなのに、偉ぶった態度はまったくなく、
真面目で一生懸命な方だった。
私に対しても礼儀正しく謙虚な姿勢を崩さない。
撮影の間中、全身全霊で仕事をこなされているのが
伝わってきた。
加えて、頭の回転がとても速い。
私がしどろもどろで説明したことも
「つまり、これこれこういうことですね。」
と的確に要約してくれる。
やはり人気のある方は違う、
私は感心した。
2~3ヶ月後に放映された番組は、とても面白い
番組に仕上がっていて、視聴率も高かったようだ。
放映後の週末には大塚家具に信じられないほど多くの
お客様が来店され長蛇の列ができた。
私は嬉しかった、
大役を無事やり終えた安堵感とともに
大切なことを学ぶことができたから。
岡村隆史さんの真摯で謙虚な姿勢を
見習って生きていきたい。
この話にはおまけがあって、
数ヵ月後に、今度はベッドを岡村隆史さんが買いにくるという
設定でまた出演の依頼をいただいた。ありがたかった。
岡村隆史さんとベッドをともにする(?)私^0^;
すべての出来事と出会いに心から感謝
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