「"思い"は叶うけど、それが
"執着"になってしまったら叶いにくいよ。」
親友に言われてハッとした。
そうだ、そうかもしれない、
半年前から願っていて
なかなか叶えられないことがある。
最初はほのかな“思い”だったものが、
いつの間にかどうしても欲しいモノ、
それ以外は受け入れない、
という強い思いに変ってしまっていた。
“執着“は煩悩だから、願いが叶いにくいのも
今となれば納得できる。
昨日、「生きている仏教」というNHKのDVDを見た。
人口の90%が仏教徒のタイでは、
一般の人が期間限定で出家することも珍しくない。
出家したら、家族もお金もない、
すべての執着から離れた生活をする。
食べ物は作ってはならず、施されたモノだけを食する。
そして、驚いたことにお布施をする人と、
目を合わることも、
話も、
お礼を言うこともしない。
相手に執着しないためだという。
大変な思いをして“執着“を手放したあとには何が
あるのだろうか・・・・
「執着を離れた時、
すがすがしい世界が目の前に現われてくる」
のだそうだ。
そんな境地に達してみたい。
欲望と執着にがんじがらめになっている今の自分だから。
まずは目の前にある執着から手放してみよう。
脳幹に届くように声に出して、
「この執着を手放します。手放しました。ありがとう。」
あー、やっぱり気持ちいい