苦しみとは何か・・・・
"自己の欲するままにならぬこと"
仏教ではこう定義されている。
(「苦しみ」のサンスクリット語はduhkha(ドゥフカ)で、duhは「~し難い」という意味)
ということは、欲望をなくせば苦しみは無くなることになる
そうかぁ、願いや欲求が強いから、思いのままにならなくて
苦しむんだぁ、
確かにそうかも・・・
あれが欲しい、これが欲しい
美味しいものが食べたい
人に好かれたい
恋人が欲しい、それもイケメンがいい、その上お金持ちがいい
痩せたい、でも胸は小さくなりたくない
頭が良くなりたい
仕事で成功したい
時間が欲しい
健康になりたい
生きたい、死にたい
今年の夏は暑すぎる、でもクーラー強過ぎて寒すぎる
銅もいいけどやっぱり金メダルがいい
考えてみたら欲望だらけ
欲望はすべて自分が作り出したもの・・・
ということは苦しみも自分が作り出していることになる
今春から通信大学に編入学をして心理学を学んでいる。
今日は、夏期スクーリングの1日目で、課目は「仏教」だった。
テキストをペラペラとめくっていたら、この定義が目に飛び込んできた。
そしてテキストには
「肉体的、生理的な苦痛が直接的な苦しみということではなく、
苦悩や悩みや悲しみが直接的に苦しみというのでもない。
苦痛が苦しみであるのは、その苦痛を避けたいと思っても、
その通りにならないから、苦しみになるのです。」とあった。
そうかぁ、そうかぁ・・・・
欲望を少し手放してみよう。
思いや欲望が強過ぎて自分をがんじがらめにしていたかも。
そう考えただけでも肩がフッと軽くなった