今日は暖かい日でした。
ジャンバーを脱ぐと
背中が汗でびっしょり濡れていました。
寒い日が続くなか
こんな暖かい日には
春の気配を感じて
胸がワクワクするものです。
間もなく暦上では『立春』です。
このあと雪が積もったり
凍り付くような日が何日あったりしても
春を感じさせてくれる
ちょっとした現象や言葉に
僕たちの心はトキメキます。
春がいつ来るか
春が来る瞬間はいつなのか
誰もそれはわかりません。
そう冬と春を
スパッとわけることは
できないのです。
物理的にわけることのできない
春の始まりを
高らかに宣言したのが『立春』です。
そう
まだ寒くても凍えるようでも
環境に関係なく
宣言するのが春なのです。
この宣言する春を
感じさせてくれるのが
ドイツの作曲家シューマン(1810~1856)
の
冒頭に響くファンファーレです。
シューマンは大恋愛の末
師匠の娘クララ
と1839年に結婚
『春』は1841年に作曲されました。
寒い冬から
生命が息吹を上げる
情景が浮かんでくるようです。
ただ楽想(音楽が持つイメージ)
は描写的ではありません。
シューマンは
春の景色を音で描いたのではなく
春が抱かせる雰囲気や思いを
音楽にしたのでした。
そう
この音楽は
自分の内面に湧き上がる春なのです。
心に春を宣言し
心に春が広がっていく
厳しい冬の中で
春を掴みとりたい人に
ぜひ聴いてもらいたい曲です。
- 交響曲第1番変ロ長調 作品38「春」 第1楽章 アンダンテ・ウン・ポコ・マエストーソ-アレ.../Sony Music Japan International Inc.
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