38.1. citizen; citizenship


citizenという語は、その語形から言ってもcityから派生した語であり、普通は「市民」と訳されているが、国民としての義務を果たしている住民(inhabitant)であり、各人は自立していて、権利と義務を持っていて、自由主義、民主主義の先進国である英国、米国などから興ってきた概念であるといって良い。


また citizenship は、米国や英国、ヨーロッパ諸国を旅行してまわる時、何かと色々な登録用紙に名前、年齢などとともに citizenship という欄があり、それは nationality と同じことであり、私は Japanese と記入している。



37.4.欧米では13階のないビルがある


私は30代の時、国際基督教大学(I.C.U.)で教えていたことがあるとは言え、キリスト教徒ではないので、イエス・キリストに関する常識を欠いているところがある。従って、ここで私が述べることは適切ではないかもしれない。にも関わらず、私なりの理解によって述べておく。

イエス・キリストが十字架にくくりつけられて処刑される前の晩に、13人の弟子とのいわゆる Last Supper(最後の晩餐)をとったのであるが、この弟子の13番目の者(Juda)がキリストをユダヤ勢に売り渡したことになっている。そのため、西欧諸国では<13>は不吉の番号(an unlucky number)ということになっている。


[付]Friday 13th is inlucky-numbered day.

13階と外してあるビルの場合、次のように工作してあるのを見て、私は感心したものである。


B 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 12A 14 15 16 R


 

37.5.英国の建物の the first floor は2階、the second floor は3階である。


<米国>            <英国>

4 the Forth Floor     the Third Floor

3 the Third Floor      the Second Floor

2 the Second Floor    the First Floor

1 the First Floor       the Ground Floor


この英米差を知らなかったあるアメリカ人は、ロンドンに初めて行って、それまで手紙のやり取りのあったある英国の小さな会社があるビルの the Second Floor にあると知らされていたので、米国や日本で言う2回を探したものの見つからなくて当惑し、電話をかけて英米のズレを知ったとか。



37.6.建物の階表示のBは何の略称かわからない日本人多し


早大、慶応大の私が教えている学生にこの質問をしてみたところ、BASEMENTの略称だと知っている者はほとんどいないのが実情であった。


37.1.floor(s)とstor(e)ys (stor(e)ys; stories)




storeyは英国綴りで、storyは米国綴りであると一応言われている。floorもstor(e)yも、大ざっぱに言うと、ともに建物の「階」のことであるが、floorとstoryは「階」の見方が違っていて、それを分で説明するのは難しいのであって、私の講義では黒板に図解しながら解説しているほどである。




floor(s)は木造建築の場合は床板で平面的拡がりであるのに対し、stor(e)yは次のような構造になっている。




floor(s) + room(空間)=stor(e)y






37.2.「3階建ての家」に当たる英語は





a house + three stor(e)is → a three story house


もしくは


a house + three stor(e)y + 過去分詞体 → a three storied house








37.3.5階(the fifth floor)の略記は5Fではない





「5th Fl」 か「Fl 5」と表すべきである。