(今回も、私小山田が感じたことを雑多につづっていきます)


55.英文法用語(8品詞)(the eight parts of speech)

今回から数回にわたって、文法用語を扱っていきます。

まず8品詞を言えますか?意外と英語教師を目指す人でもパッと言えないことがあるので、
英語名とともにぜひ覚えておきましょう。


1.名詞(noun)

2.代名詞(pronoun)

3.形容詞(adjective)

4.副詞(adverb)

5.動詞(verb)

6.前置詞(preposition)

7.接続詞(conjunction)

8.間投詞(interjection)

(今回も、私小山田の感じたことを雑多に綴っていきます)


54.mustとhave toの違い

mustもhave toも、「~しなければならない」という義務を表わしますが、厳密にはニュアンスが異なります。
大まかに言えば、have toは、何らかの外的な要因によって「仕方なく~する」「~せざるをえない」
という意味で使われることが多いのに対して、mustは「自ら決意してやらなければならないと確信する」
「2人称や3人称の主語がそうしなくてはならないと確信する」という意味で使われることが多いのです。

(1)I have to go home.
(2)I must go home.

(1)は、「仕方なく家に帰らなければならない」という意味なのに対して、
(2)は、「自ら家に帰ることを自分自身の義務と確信している」という意味になります。
1人称以外でも、基本的に同じことです。

(3)You have to go home.
(4)You must go home.

(3)は、「(嫌かもしれないけど)あなたは家に帰らなければならない」という意味なのに対して、
(4)は、「あなたが家に帰ることは義務だ」という、やや話者の押し付けがましさが感じられます。
もっとも、状況によっては、親愛の意味を込めてmustを使うこともあります。

(5)You must eat this cake.

(5)は、「せっかく私が作った(あるいは買って来た)ケーキなので、ぜひ食べて欲しい」と
強くすすめる際に使えますが、友人同士など親しい間柄での使用にとどめておくのが無難でしょう。

英語を勉強する際は、I have to learn English.よりも、I must learn English.と思ってやりたいものです。


※この項、THE JAPAN TIMES bookclub参照


(今回も、私小山田の感じたことを雑多に綴っていきます)

53.will be とmust be(~に違いない)


mustには、後日取り上げるように「~しなければならない」と「~に違いない」の2つの意味がありますが、ここではwillとの対比で「~に違いない」を取り上げます。

次の2文を比べてみます。

1.He will be a kind man.
2.He must be a kind man.

1も2も、「彼は親切な男性に違いない」ですが、1は、かなり強い推量です。「きっと~に違いない」と訳してもいいくらいです。
いっぽう2は、そこまで強い推量ではなく、現状から考えて「おそらく~に違いない」というニュアンスです。

よって、日本語で考える「~に違いない」は、mustよりもwillのほうがより近いと言えます。

また、willの後ろは、be動詞も一般動詞も大体来ますが、mustの後ろはbe動詞のことが多いのも特徴です。