(今回もペルトコスキ・ファンのための投稿になります)

先週の下記のブログでは、ペルトコスキの魅力を堪能できる映像8選をピックアップしました↓。

巨大プラットフォームのYou Tubeの世界は幅広く奥深いもので、あれから別のペルトコスキの映像がこちらに上がってきました。話が脱線しますが、You TubeやFacebookなどのプラットフォームはあざとい理由で開発されたものが多いです。You Tubeはスーパーボウルでのジャネット・ジャクソンのハプニング映像を観たいから、Facebookはハーバード学生のいわゆる出会い系がきっかけです。プラットフォームの由来や本質を理解するには下記の「最新プラットフォーム戦略」と言う書籍が面白いです↓。

この本では世界最古のプラットフォームは古代中国の結婚紹介所であると書かれていますし、なぜレストラン予約サイトが米国で標準化されたかについても理解できます。


それではペルトコスキ映像集ですが、今回は指揮者編から紹介致します。


【指揮者編】

1. モーツァルト「交響曲第35番《ハフナー》」第4楽章

このドイツ・カンマーフィルとのモーツァルト交響曲集はどれを聴いても、ペルトコスキの表情感と躍動感が溢れており、飽きのこない一種の中毒性があります。


2. ショスタコーヴィッチ「祝典序曲」

来年のペルトコスキの来日公演ではショスタコーヴィッチが取り上げられますが、彼はショスタコーヴィッチを得意としているように思われます。


3. ショスタコーヴィッチ「交響曲第5番」第4楽章

こちらはペルトコスキが音楽監督のトゥールーズ・キャピトルによる気合いの入った演奏で、オケに強い要求をしてるように感じます。


4. ショスタコーヴィッチ「交響曲第1曲」

ネルソンス並みのショスタコーヴィッチ指揮者であることを証明してくれる交響曲第1番のフル映像です。

 

5. ヘルマン「めまい」組曲

ヒッチコック監督「めまい」の映画音楽で、ペルトコスキの師のサロネンがこの曲を録音しています。


6. R. シュトラウス「ばらの騎士」組曲

このリンクは6月のブログでも紹介しましたが、秀逸なので、このまとめ編で再掲します。これまで様々なオケとの映像を紹介しましたが、彼が指揮すると、どのオケも演奏能力が高いと思えます。

同じhr交響楽団の演奏で首席指揮者だったエストラーダによる「ばらの騎士」組曲が↓にありますが、やはりペルトコスキの方が表現面で上をいっていると思います。




【ピアニスト編】

7. フィンランドでのライブハウスでの演奏

ペルトコスキがフィンランド語で話しているので良く分からないのですが(ご存知の方は教えてください)、彼は作曲もするそうですが、自作?の曲と聴衆からのリクエストでジャズ・テイストで即興演奏をします。ラストに腰で鍵盤を叩きつけるシーンがあり↓、フリージャズの要素を感じます。また、ペルトコスキの偉そうな仕草も出てきますが、天才肌なので許されます。



8. Lighthouse BBCでの演奏

この映像も観客からのリクエストでバッハ、ベートーヴェンなどを巧みにミックスしながら、即興演奏しますが、ラストはクリスマスの音楽で、読者の皆様へのクリスマス・プレゼントです。

以上、ペルトコスキの幅広い魅力を感じられる映像をリスト化しましたが、本日もお読み頂きありがとうございました。