パターンランゲージで、「家づくりのコツ」を紹介していきますね。

●パターンネーム「眺めて楽しい階段」

 

●要約

リビング階段をつくるにあたり、キッチンやリビングから見て楽しい、眺め甲斐のある階段をつくります。

 

●状況(context)

 

分譲住宅でオリジナルな仕様がなかなか出来ない中、リビング階段は間取り上でOKとなったので、早速採用。でも、普通の手摺壁では単なる1階と2階のつなぎの役目にしかならず、せっかくリビングから見えるのだから、手摺はオプションでアイアンにして雰囲気をだそうとしています。

 

●背景、力(force)

 

というのも、毎日行き来する階段。ここを通過点とするのはほんとに勿体無い。1階や2階は平面。立体的に装飾で魅せるダイナミックさを演出するのは階段が持ってこい。家の行き来する空間には無駄な所は無いようにすると、いつも通る時に肌で心地よさを感じることができます。家の室内ではあまり感じる事が少ない、タテ空間の広いイメージ。ここには、2階建ての戸建て住宅が大きく感じられる心理的な側面もあります。

 

●問題(problem)

 

そのとき、お父さんはリビングが広く感じられるし、装飾がいつも目に入って居心地もよさそうと勧めています。でも、リビング階段には1階と2階を繋ぐ空間なだけに、空調などの温熱効率が悪くなり、寒いや暑いなどの弊害も出てくるとお母さんは、躊躇しています。シンボルデザインでかっこいいリビングでありながら、住みにくくなるのはかなわないと思ってしまいます。

 

●解決(solution)

 

そこで、階段を上がったところに2階の廊下と階段を仕切るウォール引戸を設けます。空気を家全体に循環させたい時は、壁扉を開放にしておくことで、扉が気にならなくなります。

冬に1階の暖気が2階廊下の扉まで上がっていくのが気に入らなければ、1階のリビング階段の降りたところにロールスクリーンを設ける事ができる納まりを考えましょう。これで、暖気の流出はかなり防ぐことができます。

せっかくの部屋空間階段にしたのだから、1階から登る階段と2階から降りる階段の踏み板や蹴込の見え方を変えて、2種類の階段イメージを持てるようにします。踏み板は木製で茶色に塗り、蹴込はペンキで白く塗ります。こうすることで、1階から登る眺めと2階から降りる眺めが違う階段が出来上がります。

もっと遊び心をだすには、階段の蹴込の色を薄いグラデーションにすると楽しい階段にもなります。

あと、リビングから階段の壁が見えますが、この面だけ1階から2階まで通して別の色で塗装します。階段の立体空間がより強調され、スケールの大きな階段に見えて家のゆとりが心のゆとりに繋がるでしょう。この立体壁の中央に間接照明など設けることで、もっと装飾性のあるデザインが実現されます。

 

●結果(result)

 

そうすると、日々の生活に楽しさが加えられ、家で住まうことが楽しくなります。リビングや室内では装飾する事が当たり前でも、階段を一つの部屋として、居心地良い眺めと空間が心のゆとりや日々の楽しみにつながる事で、家への愛着が高まるとことでしょう。

階段だからこそ、家族のアイデアを持ち寄って、日々の見る、眺める楽しさと使う楽しさを家族の自分たちのアイデアで実現する事が、楽しい我が家になっていきますね。

 

●関連パターン

「階段も収納」「階段で読書」「毎日ステンドグラス」「嬉し恥ずかし階段」など

レシピとして必要なら、「眺めて楽しい階段 ~レシピ」として提供します。

 

 

via Ouchie Project web
Your own website,
Ameba Ownd

 

【家づくりを思い立ったらあなたはどうしますか?】

マイホームを持ちたいと、家を作りたいと思ったら、昔はハウスメーカーに行くしか無かった時代が長かったです。

 

今は、インターネットで様々な情報を引き出せるし、工務店や設計事務所、建築家などもホームページで事細かにプロフィールを載せてますので、色々な入口が出来ています。

 

でも、私がこれまでお客様と接するなかで、感じていることがあります。

 

それは、設計、デザインする人が違えば、出来るカタチも違うということです。当たり前の様な話ですが、いやいやハウスメーカーなど違うんじゃないかって思われますけど、

 

敷地の形状が違うだけで、同じ家は建ちません。(ほぼ)

 

以前、このようなお客様が来られました。

「家を建てたいのですが、どこに頼んだら良いか分かりません。そこで、色々見聞きしたいと思ってます。私たちの理想とするイメージはおおよそ持ってるので、実際に色々当たってみて、どう進めて行くのが良いのか考えてみます。」

 

その時に、私はこのように進めますと、2時間ほど話をさせてもらった後、お客様にじっくり色々見て、色々話を聞いてみて、それから考えても遅くはないでしょうとお伝えしました。

 

結果、嬉しいことに、数か月後私の元をもう一度訪れて頂き、家づくりが始まることになりました。

そのお客様の「おうち」は完成していますが、もし、私で無かったら、全く違う家になってるんだろうなと思います。

 

 

私が、「オウチえプロジェクト」を立ち上げようと思ったのは、しっかりと自分たちの考えや理想のカタチを持つお客様が増えて欲しいという思いからでした。

 

というのも、「家」=ハコ  「家」=選ぶ  という感覚を持っている人があまりにも多いことです。つまりは、工務店やハウスメーカーなど当然なのですが、自分とこで建てて欲しいとめい一杯良かれと売り込んできます。

 

もちろん、悪くないのですが、お客様がしっかりと選択基準を持つなり、自分たちのイメージ、具体像を持ち続けて進んでもらえるなら、問題は少ないかもしれません。

 

しかしながら、あの会社の営業マンの対応が良かったとか、決算だから金額頑張りますとかで選択していくと、後から後悔するところは少なからず出てきます。

 

でも、自分たちの家は自分達で考え、作る。そのための設計士や工務店、メーカーはパートナーなんだという意識を持ってもらえたなら、出来上がる「家」おうちの形も、「家族の幸せなカタチ」に近付くと思います。

 

であれば、その自分達で考え、作る。家族の幸せなカタチとは一体何なのか、何を言おうとしているのか、

 

これから、お話ししていきたいと思います。

 

暮らしデザインプロデューサー  今井カツノリ

 

 

 

 

【フレンドリーハウスパターン①】

 

パターンランゲージで、「家づくりのコツ」を紹介していきますね。

 

●パターンネーム「明るい朝キッチン」

 

●要約

キッチン周りのどこかから朝の太陽の日がさす明るいキッチンをつくります。

 

●状況(context)

朝起きたら、一番に行くのは、洗面室かキッチン。そのどちらの部屋もどこかから朝の太陽の日が差す空間でありたいです。でも、キッチンは部屋の真ん中にあり、直接日が差す位置にないです。暗かったら、電気を付けるしそんなに日の光を気にしなくてもいいんじゃないかって家族の一部からも声が上がってきます。

 

●背景、力(force)

家族を結ぶのは、笑顔や明るさだと思います。毎朝、「おはよう!」と明るい声が飛び交う部屋は清々しい気分になります。そのためには、気分が落ちないような、空間デザインとしての日の光の作用も働くことで、感情的に気持ちが上向く力になります。

 

●問題(problem)

窓を付ける位置が無いですが、ただ、平屋の部分なのでキッチンの天井に天窓をつけると太陽光が入ってきそうです。でも、どこに天窓を付けたら良いのか分かりづらいです。

天窓は、直射日光がダイレクトに入ってくる窓です。位置を間違えると、日中お母さんが台所仕事をする時など、頭の上に直接日が入ってきて、眩しいやら暑いやら。天窓は明るいからどこでも良いという訳ではありません。

 

●解決(solution)

そこで、キッチンの背面になる食器棚が取つく壁面を光らせるような縦長の天窓を作ります。この時に注意しなければならないのが、方位です。写真の壁面を照らすのは、天窓より壁面が北側にある場合のみです。キッチンの北側に天窓をつけ、更にその北側の壁を照らすことにより、直射日光が人に作用しない、また、壁面を通して部屋がなんとなく明るい雰囲気になるという天窓キッチンが出来上がります。

朝、家族が起きてきて、それこそ、日光がバンバン入ってくるキッチンではなく、間接的に柔らかく日が入ってくることで、気持ちも穏やかになります。

 

●関連パターン

「借景のキッチン」「キッチンにも僕のスペース」「あったかキッチン」「みんなの真ん中キッチン」など

レシピとして必要なら、「明るい朝キッチン ~レシピ」として提供します。

 

 

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