今日は、月に一度うかがっている
箕面市の特別養護高齢者施設での、ぬり絵ワークのボランティア活動の日でした
（撮影・掲載は、許可をいただいています）
活動は10年目。
今月も、80代～90代の方がお越しくださいました
今月は、緑の色相を使用される方が多かったかな
今日は、お部屋全体が静かで落ち着いていて、参加者さん同士も穏やかで、優しいお声かけ。
そんな雰囲気がニュートラルで、調和をもった“緑”に反映されたのかもしれません
こちらは、初参加の男性の作品（今日の2枚目の途中）です
水溶性クレヨンを使いこなして… 屋根や松の木も、風情があるでしょ
男性は、寝たきりの状態だったそう。
今日は、施設スタッフさんのすすめで、ぬり絵に初挑戦でした。
それが、まぁ！嬉しい裏切り
スタッフの皆さんの予想をはるかに越えるすばらしい集中と出来映えだったのです！
色使いも、タッチもパワフル！！
その場に居合わせたスタッフさんから思わず出た言葉は…
『画伯誕生やなぁ』
“画伯”のいつもにない姿と作品を、スタッフさん達が次々に見に来られ、
『見なおしたわぁ
』『オークションに出そうか～』…笑
と、冗談も交えながら賞賛！見物客の絶えない大人気状態となりました♪
ご自分も満足する出来上がりで、堂々とお名前をサインもされていましたよ～
聞けば、男性は大工さんだったそう。
手先の作業がもともとは、お好きだったのかもしれません。
長く、繰り返しになりがちな施設生活の中で、
ご本人にとっても、施設スタッフさんにとっても刺激のひと時になったのかな。
そんなふうに感じた、今月の活動でした。
完成した作品は、額に入れて施設の廊下に飾られました。
きっと、たくさんの方が“画伯”のパワーを感じてくださると思います
