タカラジェンヌ急死で

劇団側が「証拠を見せていただきたい」

と、言ったから、遺族側が出してきました。

故人のLINEを見るのも心が傷みます。

素人でも

劇団側が遺族側の主張を認めて、

謝罪するしか、

事態は進展しないことは分かります。

ホンマにアホやなと思います。


そんな中テレビつけていたら、

NHK「かんさい熱視線」

「あるタカラヅカ劇団員の死」が

神戸放送局の取材で放映されました。

100人以上に声をかけたが、応じてくれる人がなかったという中、

驚いたことに、現役劇団員が登場しました。

彼女はもう辞める気なんだろうなと感じました。

故人のこと、

過重労働のこと、プロデューサーに訴えても何も改善されないことなどを話しています。

彼女自身もかなり疲弊していることを感じました。

1980年代に在団したOGは

「当時の劇団側は生徒を見てくれていた。生徒が疲れたら、休ませたろか

みたいな空気があった」と言います。

それが変わったのが、1990年頃。

チケット代が上がり始めたのもこの頃ですよね?



「4年間収益が出た。出るようになったから、後にはひけない」

↑言葉通りではないかも。植田紳爾氏の回顧録から。

利益が出せなかったら、阪急ブレーブスのように身売りされていたかもしれません。

1993年には宝塚大劇場が新装オープン。

1998年に宙組が結成され、

年間310回の公演が450回に!

生徒も大変ですが、

演出家はじめとするスタッフも忙しくなり

自転車操業のようだという文書も紹介されていました。

全て自前の閉鎖性。

亡くなった方だけの問題だけではすまない

根っこからの問題だと、よくわかりました。



雪組公演も休演になりましたね。

午前の公演が中止になったのに、

なぜ午後の公演をする⁉️

と、疑問に思っていました。

休んでいいです。

休んでいいから、体調を整えてください。

こんな状況下で、通常運転したら、

みんなまいってしまいます。

スケジュール見直す必要あるのではないでしょうか。