ダズくんに会ってから、大学の事務係に行き、無事手続きも終わったので、
帰りに、病院のいつもお世話になってる循環器内科の病棟に立ち寄った。
入院中の知り合いの方々と久しぶり(といっても一週間ぶりくらい。)と喋った。
『なんでそんなカタコトなん?』
って突っ込まれながら(僕は口下手なのに、何日も人と喋らなかったら、余計口下手になり、カタコトになる)
いつも仲良くしてる人らと会話を楽しんだ。
喋ってたら、知らない女の人が二人やってきて、会話の輪に入ってきた。
「なんかこの人どっかで見たことあるなぁ」
って、じっと見てたら、
その視線に気づいた知り合いの、この病院で長期入院している、北海道から来た熊さんが、
『Mくん(僕が知ってる子)と一緒にNHKドキュメンタリーに出てた人ですよ』
って、教えてくれた。(さすが歩く”データベース”。病院の中のことなら何でも知ってる。)
『あの方か!!』
って、つい口から出てしまった。
話を聞けば、一年前に無事移植が終わり、
今は元気に日常生活を送っているとのこと。
幼いお子さんもいてはるので、「無事に移植が間に合ってよかったなぁ」としみじみ感じた。
すぐ帰るつもりだったのに、気づけば夕方の5時くらいから夜の10時(消灯時間)まで喋ってた(^^;
「やっぱり病棟っていいもんだなぁ」って、おかげさまで少し元気が出た。
病気を発病してから、3年くらいになるけど、そのうち、合計で1年くらいは入院してたので、
病院は第二の家みたいなもの。笑
ここの病院でいろいろ学ばせてもらい、
つらいこともたくさんあったけど、
「医者」という夢を見つけることができた。
病院は思い出がいっぱい詰まった場所です。