無気力でした(その2) | クランのブログ

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難病(慢性血栓塞栓性肺高血圧症)を抱えながら医学部目指してます

酸素は吸っていなければ、93%くらい(酸素測る機械、今入院してる知り合いの方から借りています)。


考えれば考えるほど、気持ちが暗くなり、どんどん沈んでいった。


少し動けば息切れをして、体も思うように動けない。


そのうち、起き上がるのもめんどくさくなり、家事をせず、食事もろくにとらず、一日中ベッドに寝ていた。


テレビはアパートにないので、


外から聞こえる車の走る音だけが、


薄暗いアパートに響いているような状態で、


ずっと寝ていた。


体もすぐ疲れるので、爆睡しまくりだった。


人ともほとんどしゃべらない。


そういう状態でずっと過ごして、


「そろそろ手続きの締切近づいてきたから、動かなな」


と、16日に、ふと思い立ち、何日かぶりに家から出た。



大学の事務係に行くには、病院の一階を通り抜けるのが一番近道なので、


病院を目指した。


病院の中をトボトボ歩いていたら、友達のダズくん(”ドS”→”DOES”→”ダズ”なので)に出くわした。


『今から夜勤やから、明日久々に岩盤浴行こ』って誘ってくれた。


ダズくんはここの病院の看護師なので、住んでいる家も近い。


僕が入院してたら、仕事の合間によくお見舞いに来てくれる。


「汗かいて水分なくなると、血栓できやすくなるけど、ワーファリン飲んでるし、水分もまめに飲んでたら、大丈夫やろ。」


と思って、翌日に岩盤浴に行く約束をした。