無気力でした(その4) | クランのブログ

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難病(慢性血栓塞栓性肺高血圧症)を抱えながら医学部目指してます

18日、ダズくんと岩盤浴がついてるスーパー銭湯に行った。


温泉に浸かりながら、


『しんどくない?大丈夫?』


って心配そうに僕の様子を見守ってくれるダズくん。


『全然大丈夫やで』って答えると、


『息止まったら、ズパァー!ズパァー!!って、僕が人工呼吸したげるわ』 (←渋い顔で)


『そうなったら、せめて僕好みのお姉系の人誰か呼んできて』


『わかった。お姉系のおっちゃん連れてくるわな』


『なんでトドメ刺そうとするん!もうホモのおっちゃんにはコリゴリやわ。(←以前、しつこく追いかけられたことがあるので)』


『あのおっちゃんはすごかったねぇ~』


『でも、お姉系の女の人連れてきてくれたら、それに甘んじてなかなか息吹き返さんかも・・・。』


『どっちみちアウトやん!!』


っていうような、とりとめのない会話をしながら、


気持ちがほぐれていったニコニコ


こういうとりとめのない会話って、


けっこう大事だな、と実感。




ダズくんと最初に出会ったのは、


僕が2年前に入院してるときだった。


ダズくんはそのときは看護学生の4回生で、


僕についた看護実習生としてやってきた。


歳も近くて、大学も同じ(といっても僕は、大学院生として入学したばかりだったが。)ということで、


話も弾みすぐ仲良くなった。


僕が医者を目指すことを打ち明けてから、


受験についていろいろアドバイスをしてくれてる。


いつも僕の気持ちが沈んでるときに、


ひょっこり連絡してきたり、目の前に現れる不思議なダズくん。


ダズくんが医療の道に進もうとしたのは、


自分自身も大変な目に遭って、


病院でお世話になったのがきっかけ、


と以前話してくれた。


ちなみに、彼は心臓リハビリ指導士を目指している。




こういことを思い出してたら、


「そういえば、僕が医者を目指そうとしたのは・・・・・・」


って、初心に返った。




家に帰ってから、ふと編入試験に向けて勉強計画を立てようと思い、


「阪大医学部編入学試験 情報頒布会」(阪大医学部編入試験に合格した人たちがボランティアで作っておられるサイト)


で、インターネットで検索した。


去年、合格した方々が、自分たちの情報をもう公開されていた。


使った参考書を調べる目的だったが、


見ても仕方がないと思いながらも、


合格された人たちの学歴を見た。


毎年のことだが、東大、京大などの一流大学出身の人たちが大半。


「予想してたけど、こういう人たちと肩並べて狭き門をくぐろうとしてんだなぁ」


て考えると、頭がクラクラした。


と、同時にフツフツとなにか熱いものがこみ上げてきた。


「なんで熱くなってきてるんだろう??」


って、思ったけど、




改めて気づいた。




そういえば僕は、


壁が高ければ高いほど燃えるタイプだった。

しかも、さらに逆境があればなおさら。(ドM)



で、岩盤浴に行った翌日の19日、なぜか酸素が95%に上がってた。


たまに96%にもなる。


体も少し楽になったような気がする。


血栓溶けてきてくれたのかな?笑




こういうささいなことだったけど、


無事に無気力から脱出できました。


友達らに感謝音譜





P. S.

入院が30日に決まりました。