先週の通院では、形成テープで傷口がベタベタになり心配なので、もうテープなしでいいと言われた。
今週は思わず少し力が入るときに、傷が少しひきつれたり、または安静状態で乳首あたりが麻痺している感じでなんとも不快。退院後の方が痛みを感じるこのごろ。
そして今日も退院後2回目の通院。
わりとすぐに部屋に呼ばれた。
もう病理検査の結果が出ていた。
浸潤がん【ステージ1】リンパ転移なし、ルミナールAと確定した。ホルモン感受性は高度反応なので、ホルモン治療と、部分切除なので放射線治療が決定。
両側がんになってしまって、図らずも去年来た道をまたもう一周…ということになった。
マラソンで一周頑張ってそろそろ楽になると思いゴールが近づいたと思ったらさらにもう一周追加と言われてしまったような感覚だ。いやはや。
しかもコロナのせいで3週間手術が遅れたのが地味に痛く、真夏の放射線はほんとに焦げそう…。
それでも、また未知の領域に挑むわけではなく、一度経験したことの分だけよかったと思うしかない。
ホルモン療法は、タモキシフェンとは違う薬を使うことになるとのことで、生理は去年の5月からきてないことを伝えたら、閉経ですね、ということで、アロマターゼ阻害薬のアナストロゾールを使うことになった。明日から毎日飲む生活が始まる。やっと更年期症状の「カーッ」とくるのがゆるくなってきたところだったのに。
あらためて閉経と言われると感慨深いが、なかったらなかったで余計な心配がいらないので、それはそれでなくて困ることはない。快適である。
急に暑くなったなぁ。
とりあえずお花買って帰った。そろそろお花のもちが悪くなる季節。
…
以下詳細
術前診断
左、非触知 部位AC、T1 N0 M0 病期1
手術の記録
手術日 2023年5月22日
乳房温存術(円状)
センチネルリンパ節生検 あり 2個中0個
腋窩リンパ節郭清 なし
腫瘍の大きさ 浸潤部10mm 拡がり0mm
断端 なし
術後診断 T1b N0 M0 病期 1
病理組織結果
乳がんの組織型 浸潤がん
ホルモン感受性 高度反応性
ホルモン療法の適応 あり
組織学的異型度(がんの顔つき・悪性度) グレード2
脈管浸潤(がんの血管・リンパ管への浸潤度) なし
HER2スコア(がん細胞の増殖因子発現度)
染色法 2+(境界域)
FISH法 陰性
増殖能(がんの増殖能力の強さ:MIB1 Ki-67) Ki-67 7% 低い(←20%を目安として高い低いが分かれるそう)
サブタイプ分類
ルミナールA(ホルモン陽性)ホルモン療法のみ
術後治療方針
放射線療法 1-1.5ヶ月
ホルモン療法 5年
ちなみに前回右の時↓
自分の病理検査結果見てどういう意味だろうと思い調べたらヒットしたサイト。
例えばT1bとは何か…腫瘍が0.5センチ以上1センチまでということらしい。めちゃくちゃわかりやすい。↓