気をつけないと(その1)
昨日のニュースで、60歳の男性が退職金1650万円を昏睡強盗にあった事が報じられていました。容疑者は中国人女性2名です。 退職の送別会のその後に、銀座で深夜1時頃に女性にカラオケに誘われ新宿に行ったとのこと。男性は睡眠剤入りのお酒を飲まされたうえ、ATMで退職金をごっそり引き出されたとのこと。ATMの暗証番号は、男性が現金をおろす時に見たとのことです。その後、男性は2日間もホテルに監禁されていたそうです。一日の限度額があったので、2日間掛かったのかもしれません。 以前にも歌舞伎町でこのような事があり、その時は、被害者の男性は寒空の路上に放置され亡くなってしまいました。 今回の事件でもテレビの報道では、このあたりの情報までしか報じていません。 この裏には、もっと巧妙な手口があります。そして、このような昏睡強盗は、かなり横行しています。私は、ある昏睡強盗の裁判を東京地方裁判所で傍聴したことがあります。検事の捜査によって、巧妙な手口が公判で明らかにされます。容疑者が嘘をついて認めないこともかなりありますが、他の証人の証言とつじつまが合わないので法廷でウソが見えてきます。その公判の内容を知っている私からすると、今、報道されている内容には、嘘もあり、そしてもっと巧妙な手口があると想定できます。 まず、今回の容疑者は二人となっていますが、二人だけではありません。他に協力者がいるはずです。また、ATMの暗証番号を盗み見たと言っていますが、見ていないと思います。別件の昏睡強盗事件を傍聴した時に明らかされた巧妙な手口ををお伝えします。 (その2)に続く <感謝>