吹奏楽マニアに捧ぐ・第17回『春になって王達が戦いに出るにおよんで』 | くらえもんの気ままに独り言

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 今回も昨日に引き続き、【吹奏楽マニアに捧ぐ】のコーナーをお送りいたします。選曲に偏りがあまり見られないように気を遣っているので、実は私の好きな曲はなかなか紹介できないのが残念ですが(笑)(まぁ、youtubeにあがってなかったりして紹介を断念するケースが多いのですが)

 今回取り上げますのは変拍子が大好きな人にはたまらないD.R.ホルジンガー氏作曲の『春になって王達が戦いに出るにおんで』、通称「春王」でございます。

 この曲は『旧約聖書』の「歴代志」上巻第20章の冒頭3詞章を表現した曲です。その3詞章は以下の内容となっております。

【1】年があらたまり、春になって、王たちが戦いに出るにおよんで、軍司令官ヨアブは、アンモン人の地を攻め、包囲した。しかしダヴィデ自身はエルサレムにとどまっていた。ヨアブは町を攻略し、破壊した。

【2】ダヴィデは、その地の王の冠を奪い取った。それは1キカルの金で作られ、宝石で飾られていた。これはダヴィデの頭を飾ることになった。ダヴィデがこの町から奪った戦利品はものすごい量になった。

【3】ダヴィデはその町の人々を殺さず、のこぎり・つるはし・斧などを持たせて働かせた。ほかの町々もすべてこのようにした。それからダヴィデと兵士たちはエルサレムに凱旋した。

 激しい戦闘シーンや叫び声の使用など、非常にエキサイティングな曲となっております(なんとなくゲームの戦闘音楽を想像してしまう気もしますが)。ちなみにこの曲は1986年にアメリカの作曲賞であるオストワルド賞を受賞しております。

 グレード設定は超高難易度の「6」となっており、実はCDとして販売されている音源でもなかなかまともに演奏できているものには滅多に巡り会えなかったりします(;^_^A
 それでも、この曲はホルジンガーの曲の中でも名曲でございます。まだ聴いたことのない方は是非聴いてみてください。 

春になって王たちが戦いに出るにおよんで


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