当ブログは『進撃の庶民』というポータルサイトに参加して安倍ドリル阻止を訴える活動に協力しているのですが、そこで毎週火曜日に僭越ながらコラムを書かせていただいております。
進撃の庶民
http://ameblo.jp/shingekinosyomin/
このサイトの方針としては、あまり今まで政治や経済に興味を持っていなかったような層(特に比較的若い世代)を対象に安倍ドリルのやばさを伝え、これに反対する世論を形成していこうということが狙いでございます。
このサイトに参加している他のブログについても、とても勉強になりますので、よろしければ是非ご覧になってください。
それでは、今回は私が進撃の庶民に寄稿しておりますコラム『もう一つの進撃の庶民』の総集編をお送りします。(え?つかい回し?いや、まとめた方が読みやすいかなと思っただけで・・・(;^_^A)
ちなみにタイトルの由来ですが、サイト名の『進撃の庶民』がリアル世界での活動を指すのに対して、『もう一つの進撃の庶民』はフィクション世界を指しているという意味で「もう1つの」をつけてみました。と言いましてもリアル世界の流れを理解しやすいように努力してみたつもりではございます。どうぞ、お楽しみください。
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『もう一つの進撃の庶民』
その日 人類は思い出したのだろうか・・・
ヤツらに支配されていた恐怖を・・・
なんのために壁がそこに在ったのかを・・・
Episode 00 「壁の理由」
カレン「なんだか、息が詰まる・・・・・・。」
ミツキ「どうしたの?風邪でもひいた?」
カレン「違うよ!!なぁ、なんでこの国はあんなバカでかい壁に囲まれてるんだろうか。」
この国はずっと昔から30mを超える高さの壁によって八方を囲まれていた。もちろん人が通れる程度のゲートは数か所に設けられてはいるが、それより大きいものは国内に入ることはできない。
カレン「この国の閉塞感は、あの壁のせいだ!あの壁さえなければ親父は職を失わずに済んだ。」
ミツキ「確かにあの壁さえなければ、もっと外国のモノが入ってきて、この国の暮らしは豊かになるものね。」
カレン「だろ?でも、新国王のライオネル様と参謀のヘイツォ様が壁をぶっ壊してくれるってよ。」
先代国王の急死に伴い、先日新たな国王を決める選挙が行われた。
そして、「壁をぶっ壊す」と豪語したライオネルが国民の圧倒的な支持を受け、新国王となったのだ。
ライオネル「この国の民たちよ。我々はいよいよ新しい時代を迎えるのだ。古い壁を取り払い、今こそ広い外界へ打って出ようではないか。」
大衆A「うぉーーーーーーーー」
大衆B「ライオネル様、バンザーーーーーーイ」
ヘイツォ「ライオネル様、準備が整いました。あとは合図さえあれば壁はドカンです。」
ライオネル「うむ。それでは・・・。点火ァーーーーーーッ!!!」
ドッカーーーーン!!!!!!!!!!!!
カレン「見たか、ミツキ?あの壁にでっかい穴があいたぞ!!」
ミツキ「カレン・・・何・・・アレ?」
カレン「ん?」
ミツキの視線の先には壁の穴からこちらを覗く巨大な影・・・。
カレン「あ・・・あれは・・・」
エヌ老師「ネオリベス・・・。人類に滅びをもたらす怪物じゃ・・・。」
カレン「え?あなたはいったい・・・。」
突如カレンの隣に現れた謎の老人。そして、壁の向こう側からこちらを見下ろす怪物ネオリベスとはいったい!?
(つづく)
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エヌ老師「そこのお二人さん、今から起こることをよく見ておきなさい。人類が犯した過ちを・・・。」
カレン「ちょっと、じいさん!なんなんだよ、アレは?」
ミツキ「おじいさん、何か知っているなら教えて!」
エヌ老師「自由・・・それは秩序の崩壊でもあるということ・・・。」
Episode 01 「秩序の崩壊」
そう言うと、老人はどこかへと去っていった。
そして、ついに国内へ侵入してきたネオリベス。
大衆A「うわぁぁぁぁ」
大衆B「ギャァァァァァァァァ」
大衆C「苦しい・・・たすけて・・・」
ネオリベスは街を次々に破壊。そして、そこには次から次へと人々の亡骸が積み上げられていく。
ライオネル「国民たちよ。痛みに耐えよ。壁を壊さねば我が国に将来はないのだ。」
ヘイツォ「その通りだ。壁の向こうにこそ自由はあるのだ。さぁ、どんどん壊せ!!」
ドッカーーーーーーーン!!!!!!!!!!
カレン「なんだよ・・・まだ壁を壊すのかよ・・・!?」
ミツキ「カレン、急ごう。あそこにはまだお母さんとお父さんが。」
急いで自宅へ向かうカレンとミツキ。しかし、ネオリベスに自宅は破壊され、そして家の下には母の姿があった。
カレン「か、母さん!!!」
カレンの母「カレン・・・早く逃げて・・・」
狂気の国王、迫るネオリベス、下敷きになった母の運命はいかに!?
(つづく)
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ドシン・・・ドシン・・・
カレン「こ、こいつが・・・ネオリベス・・・」
Episode 02 「自由の代償」
目の前に現れた巨大な怪物はカレンに向かって歩き始めた。
カレンの母「カレン!!早く逃げなさい!!」
カレン「で、でも・・・母さんが!!」
ミツキ「お母さん!今助けるから!!」
その時、カレンとミツキを2つの腕が抱える。
カレンの母「あなた!」
カレンの父「カレンとミツキは私が命に代えても助ける。・・・すまない。」
そう言うと父は走り出した。
カレン「ちょっと待て、親父!母さんが・・・母さんが・・・!」
カレンの父「もう母さんは助からん。私たちが期待していた自由とは・・・構造改革とは・・・こういうことだったんだ。」
カレン「なんだよそれ。壁を壊せば明るい未来があるんじゃなかったのか!?」
ミツキ「これが・・・国王様が言っていた痛み・・・」
その時、背後から3人を新たなネオリベスが追いかけてきた。
カレン「何匹入ってきてるんだ、こいつらは!!?」
カレンの父「カレン、ミツキ・・・。お前らは第2の壁の内側まで走れ。ここは私が食い止める。」
カレン「そんな、父さんまで!?」
カレンの父「いいから、行け!!!」
ミツキ「カレン・・・行こう・・・」
次から次へと大切なものを奪っていくネオリベスの大群。カレンたちの運命はいかに!?
(つづく)
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アンジー「カレン、ミツキ!無事だったんだ!」
カレン「アンジーか・・・。どうやら、俺たちは助かったみたいだな・・・。」
ミツキ「でも、お父さんとお母さんが・・・。」
Episode 03 「王政崩壊」
ネオリベスの大群により国土の1/3を蹂躙された我が国・・・。そして、第2の壁の内側に逃れた大衆は壁の破壊を決行した中央政府への怒りを爆発させようとしていた。
カレン「この前までは壁を壊そう壊そうって騒いでいたくせに・・・」
アンジー「確かに自分たちで招いた結果かもしれないけど、この有様を見ると・・・」
カレン「分かってるよ・・・そんなこと・・・」
ミツキ「ライオネルとヘイツォに煽られたとはいえ、壁の意味を考えてこなかった私たちにも責任があるのかもしれない。」
・・・・・・
アンジー「カレン、ミツキ・・・。これからどうするの?」
カレン「俺は・・・・・・駆逐してやる!!ネオリベスを1匹残らず!!」
アンジー「え!?」
ミツキ「じゃあ、私もそうする。」
アンジー「2人とも決心は固いんだね・・・。」
カレン「あぁ。そして、壁を直して故郷を取り戻すんだ!!」
アンジー「分かった。実はネオリベスに対抗するための組織があるらしいんだ。」
ミツキ「それって・・・」
アンジー「その名も『調査兵団』!」
その時、元王国騎士ミンストンが大衆を率いてクーデターを決行し、ライオネル王政を転覆させたとの知らせが国中を駆け巡る。
混乱の渦へと巻き込まれていく国内。そして対ネオリベス組織『調査兵団』とはいったい!?
(つづく)
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Episode 04からは毎週火曜日の『進撃の庶民』内のくらえもんコラムにて(^ε^)♪
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