くらえもん的ドラえもん解説・第12回『ハイキングに出かけよう』 | くらえもんの気ままに独り言

くらえもんの気ままに独り言

政治、経済、ドラえもん、吹奏楽、書評、メタボ対策などなど多彩なテーマでお送りしております。

 当ブログでは政治に経済、医学関連、読書、そしてドラえもんなどの様々なジャンルについて取り上げているのですが、実はなんと検索ワードTOP30のうち2/3がドラえもん関連なのです。特にブリキの迷宮や魔界大冒険に関するワードが多いですね。


 というわけで、久しぶりに【くらえもん的ドラえもん解説】をお送りします。新規の読者を獲得するためにもドラえもんネタはちょこちょこやっていかないとですね(;^_^A


 【くらえもん的ドラえもん解説】の第12回ですが、今回はドラえもんの妹でありますドラミちゃん初登場の回、『ハイキングに出かけよう』を取り上げたいと思います。この話は1973年の「小学五年生」の4月号に掲載されておりました。

 実は1973年の「小学四年生」3月号に次回予告としてドラミちゃんの紹介があるのですが、それがこれ↓


ドラミ

 ひ、ひげがある・・・。しかもカラーリングも違うし。

 さらにはドラミちゃんのデザイン、実は一般公募で選ばれたそうで・・・(このドラミちゃんの横には○○県、△△△△さんのアイディアですと記載があります)。

 でも、実際に掲載された本編ではみなさんの知っているドラミちゃんの形をしておりました。この1ヶ月の間にF先生の心境に変化があったのでしょうか。


 と、前置きが長くなったところで本編にまいりましょう。


 以下、ネタバレ注意!!!


 冒頭、旅行に行きたいとのび太にねだるパパとママ。

 (ねだっているのはのび太ではなく、パパとママの方ですのでお間違えなく(‐^皿^‐)。ドラえもんに頼んでなんとかしろということのようです。)


 さっそくドラえもんに旅行の機械を要求するのび太ですが、ドラえもんの調子が悪いようで。

 (すっごく、だるそうにしています。)


 その時、突然机の引き出しからドラえもんの妹が現れます。

 (だるそうにしていたくせにドラえもんは突然起き上がって元気そうにふるまいます。) 


 ドラミによると1年に1日はスイッチを切って休まなければならないらしいと。

 (ほう。そういう設定がありましたか。)


 嫌がるドラえもんでしたが、ドラミちゃんは無理やりドラえもんを羽交い絞めにし、スイッチを強制的にオフにします。

 (ドラミちゃんの馬力は10000馬力なのに対し、ドラえもんは129.3馬力。マジで桁違いのパワーです。)


 ドラえもんが休んでいる間、ドラミちゃんがのび太のお世話をすることに。

 (ドラミちゃんはどんなことができるのでしょうか?)


 さっそく、掃除、炊事、買い物などに役に立つ道具を次々に出すドラミちゃんですが、のび太が望むものではありません。

 (どうやらドラミちゃんは家庭科専門のロボットらしいですね。というかお手伝いロボットとしては、こっちが普通で、ドラえもんみたいに不要なものを色々持っている方がおかしいのか。)


 のび太が旅行に行ける道具が欲しいと言ったので、ドラミちゃんは寝ているドラえもんのポケットをあせくります。

 (部屋の中はあっという間にガラクタの山に・・・。)


 ようやくドラミちゃんが「空飛ぶ旅行カバン」と思われるものを引っ張り出し、のび太は早速それに入りますが、旅行ではなくウサギへ変身!?

 (どうやら奇術用のトランクだったとのこと、紛らわしいなぁ。)


 次は「空飛ぶじゅうたん」と思われるものを引っ張り出すのですが、ボタンを押すと

 「オメグミクダサイ。」《お金はこちらへ》

 (なんじゃこりゃ(‐^皿^‐)。どうやら自動乞食マシーンだったようで。というかドラえもんはなぜこんなものをもっている?)


 次に引っ張り出してきたのは「どこでもドア」。のび太はパパ、ママを呼び、みんなで山へ行くことにします。

 (それ、本当にどこでもドアなんだろうな?不安・・・。)


 パパ、ママのリクエストでしずかなところへ行こうとしたのですが、ドアを開けたらなんとしずかちゃんの家へ。

 (一応どこでもドアでしたか(;^_^A それにしても、しずかな所→しずかちゃんの家というのは強引ですね。)


 のび太はもっと遠い電車に乗っていくようなところにと注文をつけますが、今度は駅のホームに出てしまいいます。

 (電車と間違えて、のび太の部屋にたくさんの客が押しかけるのがすさまじいです。)


 行先をきちんと決めようということになり、見はらし峠というところに行くことにします。中でものび太は見はらし峠の一番高い所をリクエスト。

 (いやな予感しかしないな・・・(;^_^A)


 すると木のてっぺんにドアが開きドラミちゃんが転落!?

 (やっぱり(‐^皿^‐))


 改めて見はらし山に降り立った野比家一行は手軽なハイキングを楽しみます。

 (途中、登山客が浴衣に下駄ばきできやがって的なことを言います。まぁ、そうでしょうね(^ε^))


 ゴミが大量に投棄されているのを発見したドラミちゃんは、ゴミ拾いを始めます。野比家総出でゴミ拾いを始めます。

 (さすが、おりこうさんですねぇ。パパ、ママにとっては災難ですが。)


 すると、雨が降り始めたため帰ろうとするのですが、どこでもドアが開かない!?

 (ドラミ・・・。こわしたな?)


 しかし、ノータイムでドアを破壊しのび太の部屋へ無理やり帰るドラミちゃん。

 (そんな、ムチャクチャな・・・。)


 しかし、開いた穴から雨宿り目的に登山客が続々とやってきて、しまいには熊も!!?

 (ドラミめ・・・。すべてはキサマの責任だ。)


 急いでドラえもんを起こしてなんとか事態は収束。

ドラえもん「ドラミは機械に弱いんだな。」

 (えーーっ!?ドラミちゃんって機械オンチの設定だったのか。しかもドラえもんが上から目線になれるほどの。まぁ、今回の話の流れを見れば納得ですが。)


 ドラえもんは休み終わったのでドラミに別れの挨拶をしようとしますが・・・。

ドラミ「ううんドラミ帰らない。ここが気に入っちゃったから、ずうっといるわ。」

 (いらん!帰れ!!!ヽ(`Д´)ノ)


 結局、ドラミちゃんはのび太とドラえもんにハミガキ、着替え、ポケットの整理etc.を口やかましく言うところでおしまいです。


--------------------------

 まぁ、その次の話からはドラミちゃんは登場していないので未来に帰ったのでしょう。


 それにしても賢いイメージが強く、魔界大冒険でも切り札として登場したドラミちゃんですが、初登場話では機械オンチのじゃじゃ馬ロボットの設定だったわけですね。


 普段はダメロボットのドラえもんも輝いて見えましたね。しかも、持っている道具のバラエティの豊かさからドラえもんのポテンシャルが垣間見えました(^-^)


 それでは今回のオチです。


のび太「あのチビ帰せないの?」

ドラえもん「一万馬力だからなあ。」

 (ドラミちゃんチビ呼ばわり(‐^皿^‐)。しかし、ドラミに逆らえないドラえもん(笑))


ドラミちゃんのじゃじゃ馬っぷりにビックリした方はクリックお願いしますo((=゜ェ゜=))o

人気ブログランキングへ


P.S.

次回のドラえもん解説は大長編の『のび太の宇宙小戦争』を予定しています。(大長編の人気はやはり高そうですしね。)

いつになるかは未定ですが、そのうち。


P.P.S.

当ブログにおきまして初めて「いいね」が20を突破しました。

みなさま本当に応援ありがとうございます。

該当記事はコチラ↓

http://ameblo.jp/claemonstar/entry-11904789823.html


P.P.P.S.


くらえもんが至高のギャグマンガ「ドラえもん」を独自の視点でおもしろおかしく解説!興味のある方は下記のエントリーにまとめを作っていますので是非ご覧ください。