前回からまた時間が経ってしまい、なんともう9月。それにしては酷暑が続きまだまだ夏真っ盛り。秋は遠くて短そう。秋好きにはちょっと悲しいものがありますね。

 

とそんな暑さの中、日本で初めてイベントを開催しました。今回のイベントは「オレンジワインのご紹介とそれに合うお料理」。そしてテーマは何か一つ小さなものでも良いので「オレンジ色」のものを身につけてくること。

オレンジ色を着ていない方々もネイルがオレンジだったり、ブローチがオレンジだったりとオシャレ。

(お写真了承得ています)

ちなみに私のこのスカーフはオランダのキングスデイに身につけるスカーフです。

オランダのナショナルカラーはオレンジで4月27日のキングスデイは国中がオレンジ色に染まります。

(キングスディについてはまたいつか書くことにします。)

 

オレンジワインとは白ブドウを潰し、皮と種を漬け込んで発酵したオレンジ色のワインのことです。 これを長時間行うことによりアルコール発酵中の液体にその成分が抽出されてオレンジに色づくのです。と4種類のオレンジワインをご紹介しながらまずは説明をしました。そしてオレンジワインは白ワインのようにキンキンに冷やさないことが重要なのです。

オレンジワインは冷やし過ぎると渋みが出てしまうため12℃ー16℃くらいが飲み頃です。

 

 

1本目はイタリアのオレンジワイン。2本目はフランス。3本目はオーストラリア。最後に山梨甲州のオレンジワインをご紹介しました。ワイングラスではなく小さなグラスでテイスティングをしていただいてからお好きなものをワイングラスで飲んでいただく、ということをすればよかったのですが、最初からワイングラスでテイスティングをしてしまったので飲み終えるまで時間がかかり、お料理ともなかなか一緒に味わえないという問題が私の中で発生。この件についてはかなり反省しまして、次回のテイスティングには小さなグラスを使うようにしようと決めました。

 

オレンジワインはタンニンが強いので今までワインを合わせることが難しかったインド料理、韓国料理などとも合うのです。

そしてご紹介した料理はこちら。

手前がヤムニョンチキン。その向こうがサモサ。サモサはインドやネパールで食べられているポテトが入った揚げ物です。コリアンダーチャツネをつけていただきます。

手前はサーモンケーキ。サワークリームのディップでいただきます。

プラムとキウイとブラータチーズのサラダ。

ブラータチーズとフランスのフルールドセル(塩)は食べる直前に盛り付けます。

フムスも作りました。

 

4種類のオレンジワインを飲み比べていただいてわかったことは、それぞれ人によって好みが違うということでした。

一番人気はイタリアのオレンジワインでした。何にでも合わせやすく飲みやすいと。

 

暑い中お越しくださった皆様、ありがとうございました。名古屋や大阪、そしてシンガポールからも参加してくださった方もいて本当に感謝感激です。初めての日本でのイベントでスムースに行かない場面もありましたが皆さん楽しかったと言ってくださってとても嬉しいです。

 

涼しくなりましたら通常のお教室も始めますが、またこのようなイベントも随時開催できるようにしていきたいと思っています。

 

久しぶりのおまけ。

長女 in ポルトガル💓いつか必ず行ってみたい!

 

 

このブランドは20代から40代の女性に人気のアメリカ発のファッションブランドですが、実はキッチンスタッフもかなり充実している大好きなブランドの一つです。今回のニューヨーク旅で買って来たものがこのグラス。

 

 

使うのが楽しみです💓

https://www.anthropologie.com/kitchen

 

今日のおまけ。

シャンプー&トリミングへ行ってさっぱりしたゼラ。

ご機嫌です。

と言っても食べるバターではありません。

柚木麻子氏著の2009年に発覚した首都圏連続不審死事件を題材にした本です。

 

内容は(Kindle本の詳細より引用)

男たちの財産を奪い、殺害した容疑で逮捕された梶井真奈子(カジマナ)。

若くも美しくもない彼女がなぜ――。

週刊誌記者の町田里佳は親友の伶子の助言をもとに梶井の面会を取り付ける。

フェミニストとマーガリンを嫌悪する梶井は、里佳にあることを命じる。

その日以来、欲望に忠実な梶井の言動に触れるたび、里佳の内面も外見も変貌し、伶子や恋人の誠らの運命をも変えてゆく。

 

柚木氏のインスタグラムより。

「日本では女性の社会的地位が非常に低く、

フィクションの中の女性キャラクターでさえ、献身的な世話焼きとして描かれる傾向がある。

私はこれに強く抵抗したかった。私の物語はそうした葛藤の成果である。」


もちろん実際の事件を下敷きにしているのでとてもリアルで、女性同士の複雑な関係性や現代社会が抱える偏見、欲望などが描かれており、とても面白く読めました。そしてこの中に出てくるバターを使った料理がどれも美味しそう。

特に温かいご飯にエシレバターを載せ、醤油を一滴だけ落としたもの!

その後に出てくるカルピスバター。これは30年くらい前に先輩に紹介され時々買っていたバター。日本に帰ってきてからもやはりいつも買ってしまうとても美味しいバターなのです。毎朝パンにつけて食べているのでなんか親近感。

 

でもこの本はバターを使った料理本ではなく、

バターという素材が象徴する濃厚で罪深いものが、登場人物の心情や事件の本質を暗示しているもの。

素晴らしいタイトル「バター」。

 

この本を読んだ数日後に次女から「バターっていう本知ってる?」と聞かれました。次女は日本語はできるけれど小説を読めるレベルではないので英語版を探しているとのこと。

「読み終わったばっかりよ。」とやりとりしそのままになっていましたが、ニューヨークの本屋さんでウインドーに飾られているのを発見。早速購入し次女へプレゼントしました。

現在、世界36ヵ国で翻訳されているそうです。

 

おまけ。山の家のゼラ。雷がこわいって。😅