長い長いシンガポール生活の中でおでんを作ったことは実は一度もありませんでした。夫と知り合ったばかりの頃、”ボクは日本の食べ物が大好き。何でも食べられるよ。でもおでんはあまり好きじゃないんだ。”という言葉が忘れられず。オランダには煮込み料理というものはあまりありません。シチュー然り。ローストした肉やスープはあるのですが。そしてよく聞いてみると”前に一度コンビニでおでんを食べたことがあるけど不味かったんだ”と。なるほど、美味しいおでんに出合ったことがないのね、と妙にその時は納得したのでした。
あれから何十年も経ちましたが、本当に一度もおでんを作りませんでした。というか存在すら忘れていたという感じ。下処理が結構面倒だし、わざわざ常夏の国で食べるものではないと私の記憶の箱の蓋が閉じられてしまっていたという事実。
本帰国して冬になって今回私の母がおでんを作っていて、夫は恐々食べてみたところ”美味しい!”と絶賛。
母のおでんは出汁を昆布と鰹節で取り、丁寧に作られています。具も美味しいものをそれぞれ選んで作るのです。夫は今まで食べてこなかったことになぜかとても損をしたような気分になったようで私に”今度おでん作って。”と💦”肩が治ったらね”と返したものの、私もこの冬、美味しいおでんを山の家で食べたいなと思い、母に作り方を聞いて作りました。おでんは皆さん作り方が色々あると思いますが、一応レシピ載せます。
レシピです。
材料:ちくわ、油揚げ、大根、里芋、ゆで卵、こんにゃく、さつま揚げなど
①水に昆布を入れ一晩おく。翌日鰹節を入れ出汁をとる。
②大根は皮を剥きめんとりし米のとぎ汁で竹串がスッと刺さるくらいまでまで茹でる。
里芋は皮付きのまま茹でて、茹で上がったら皮を剥き、ぬめりを取るため塩水に入れサッと洗う。
油揚げは熱湯をかけて油抜きをする。卵はかために茹でて皮を剥く。
③だしにみりん、塩、麺つゆを入れ味を整える。
④具材を入れ1時間煮る。
⑤いったん火を止めそのまま冷ます。
⑥再び火にかけ20分ほど煮る。
2日くらい置いた方が味が染み込んで美味しい。もちろん毎日火は入れます。

作り立て。

2日置いたもの。からしや柚子胡椒でいただきます。
スノボから帰ってきた娘たちは大喜びで食べました。完食!
今日のおまけ。
うちで取れたレモン!ジューシーですごく美味しい〜!
