皆さん、イルコンに向けてなんやかんや忙しいと思いますが、いかがお過ごし…?


私もダイエットにお肌の手入れに意気込んだものの…なかなか成果あがらずです。


なんで体重が減らないの?それは無意識のうちに食べてるから?


でね、数ヶ月前からちょっとした運動を続けてる私。


夏が来るっていうのに私の二の腕は振袖状態で、ブルンブルン~振り回してる場合じゃないわ。


でもね、ここにきて少し成果が現れた。二の腕に限りですけどね。
まぁ成果と言ってもちょっとマシになった程度だよ。ここ誤解のないように…


凄いの!力こぶハンパない!
まさにカッチカッチやぞbyザブングル状態でして…


最近、個人的にこの力こぶをみんなに触ってもらうの流行ってます。


でね、目覚めちゃったんです。


あ~筋肉つけて~!シュッとしたい!


まさに【二の腕ヨンベ化計画】ですよ。


でもね、そう簡単にはムキムキにはならないから、適度にモリってしたい!


半袖から見える二の腕をムキってしたい!


そう思い始めたらやめられない止まらない。


昨日から、無駄に腕立て伏せ…暇になったら腕立て伏せ…


って昨日からかよ!
だって昨日思いついたから…


プロテインも摂取しようかとチングに言ったら


「アイルさん、何をめざしてんの?何がしたいの?」って止められた。


私は、みんなも認める筋肉バカ代。


ここにきて見るだけじゃ物足りなくなってきた。

二の腕ヨンベになったら、今度は腹筋に挑戦しようかな(笑)


これってヨンベが好きすぎてヨンベになろうとしてるの?


まぁそれはないけどね…ヨンベになっちゃったら怖いよ。怖すぎる。


でも、今はヨンベどころじゃなく、筋肉が一番になっちゃった(*^.^*)
いかにムキるか?




決して私筋肉ムキムキオッサンになろうとしてる訳ではありません。


年齢を重ねてもひき締まった女性を目指したいだけなんです。





誰か効率よく二の腕がヨンベになる方法あったら教えてくださいな。


さぁ!鍛えるぞ!








スンヒョンが何故そんな事を言ったのかわからなかった。








どうして?








私を裏切ったのはあなたでしょ?








私が抱いていた思いと同じだなんて…








私は、心の奥底にしまい込んだ記憶のページを今ゆっくり開いてみた…









五年前のあの日…1ヶ月の語学留学を終え3日後に帰ってくるスンヒョンを心待ちにして待っていた。








その日、見慣れない番号から電話が…







スンヒョンのお父様…








あなたには黙っていたけれど、私お付き合いを始めてから、あなたと別れるようにと何度も忠告を受けていたの。








驚いた?





何故、相談してくれなかったんだって顔してるわね。








あなただから言わなかった、いいえ言えなかった。








スンヒョン。あなたは優しい人よ。きっと私が事実を話してしまったらきっとあなたは思い悩んだことでしょう。








私はあなたを苦しめたくなかった。








度重なる忠告に、私から身を引けばあなたが苦しませずに済むんじゃないかとも考えた事もあったわ。








でも、私には出来なかった。








あなたと別れるなんて人生の終わりを迎えるようなものだから…








いつかお父様が諦めてくれるだろうと思うように願っていたけど。











「先生、お忙しいところお呼びだてして申し訳ありません。私も忙しくてね。用件は手短に済ませてしまいましょう。
スンヒョンと別れていただけますね。」








「……。」








「実は、スンヒョンの意志はもう確認済みでね。別に先生、あなたが嫌いになったわけじゃない。ただあの子は自分の置かれている立場をようやく理解してくれただけなんですよ。」








「どういう意味ですか?それが私とのお付き合いにどんな関係があるんですか?」








「おや?あなたほどの頭のいい方がおわかりにならないとは…簡単なことですよ。あの子は、グループの利益になる道を選び、あなたとの関係を終らせるということですよ。」








「嘘…でしょ?スン…彼に逢えませんか?出来れば彼から直接理由を聞くことはできませんか?」







「先生?スンヒョンはああ見えても、まだまだ子供だ。あなたの顔を見たらせっかくの決心も揺らいでしまう。あの子を苦しませる結果になっても先生あなたはお会いになりたいと…」









‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥



「どうして連絡してくれなかったんだ。」








「私もあなたの声が聞きたかった。顔を見たかった。この手でこの指で確かめたかったあなたを…


でもあなたに連絡をして同じ事を告げられると思ったら怖くて出来なかった。



お父様の言うとおりあなたを苦しめる事になってしまうなら。



あなたが選んだ答えなら私は従おうと決心したの。」








今にも流れ出しそうな涙を必死にこらえるユリン。








知らなかった。僕が知らない所でそんな事が起きてたなんて…








その事がこんなにもユリンを悲しませ、苦しませていたことも…








なんて僕は馬鹿だったんだ。
すっかり被害者にでもなったかのように一瞬でも彼女を憎もうとさえ思っていた。








彼女は一人悲しみを背負いただ耐えていたというのに…








それがすべて僕を思っての彼女の愛情だとも気づかずに…








「ユリン…僕は…」








「スンヒョン。これが五年前のすべてよ。
そして私は何もかも捨てて日本へやってきたの。理由はどうであれ事実私達は五年前のあの日に終わったの。」








あれからもう五年…





あまりにも長い年月が流れてしまった。お互い家庭をもちそれぞれの道を歩いている今…もうどうすることも出来ないのよ。








「君はそれでいいの?」




僕は何も知らなかった君が僕の元から去って行ったとばかり思っていた。





こんなこんなバカな事って…








「スンヒョン。もういいの…




あなたを見ていれば分かるわ。
だからもう何も言わないで…あなたは自分を責めないで。
それじゃあ五年前あなたを思って決断したことが無駄になってしまう…

私はただあなたを苦しめたくなかっただけなの…。」





「やっぱり、あなたとお会いできて良かったわ。これでやっと自分の気持ちも整理ができそうよ。




もう私達お会いすることもないでしょう。」








「ユリン本当にそんなふうに思っているのか?本当に…。」








「えぇ…今日はそのつもりであなたのところへ伺ったのだから。
ごめんなさい。私もそろそろ失礼しないと…

着替えたいのでベッドルームお借りしてもいいかしら?」








本当にこれで終われるのか…
僕がこの五年間抱き続けてきた感情は全て間違いだったんだ。
なのに君は事実を知ったから終われるとでも言うのか?
僕には簡単に割り切ることなんて出来ないよ。








もう、これ以上は無理…部屋にかけこみ後ろ手にドアロックをかけると涙が溢れ出てきた。





スンヒョンは知らなかった…





私達別れなくても良かったの?





あの時、何が何でもスンヒョンに会っていれば…




今となっては何を言っても遅すぎる。もう元には戻れないのよ…私達…










身支度を整えスンヒョンの元へ



「今日は、本当にごめんなさい。おかげでもう大丈夫みたいよ。



もう、お会いする事もないでしょうけれど、あなたもお元気で。」








部屋を出て行こうとする私の腕をスンヒョンが力強く掴む。








「僕は、今でも君を愛している。妻との結婚は愛情じゃない。
この五年間は、全てグループの為に生きてきたようなものなんだ。





五年という長い年月が過ぎ去ってしまったけれど、君を忘れたことなど無かったんだ。



だから僕は今でも…。」




私は流れ落ちそうな涙を一生懸命堪えながらなんとか声を絞り出す。





「もう終わったのよ。お互い昔の傷を慰めあってみても、もう元にはもどれない。永遠に…





スンヒョン手を離してちょうだいお願いよ。」



そう言うと、僕の腕を払いのけユリンは、ドアの向こうに消えてしまった。





僕はただ彼女を見ているだけしか出来なかった。










‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥




帰宅後、シャワーを浴びながら思いっきり泣いた。





スンヒョンは知らなかった。あの時、私達別れなくても良かったの?





五年前の出来事が思い出され涙が止まらない。





今でも私を愛していると…





帰り際に掴まれた腕が少し赤みを帯びていて彼の言葉を思い出すたびに痛んだ。



スンヒョンの気持ちを知って何故か嬉しいと思う自分。博之の顔がちらつき心が痛む。





わたしもよスンヒョン。




あなたのこと忘れたことなんて1日もなかったわ。




どんなに博之との生活が幸せであってもあなたはいつも心にあった。





博之を裏切ることなんて到底出来ないことわかっているけど…





あなたの気持ちを知ってしまった以上、私はいつまでも気持ちを偽り続けることなんて出来ない…




博之が、出張先から帰国するのは4日後。



私、このまま…








‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥



ほとんど眠れずに朝を迎えてしまった。








私は、おもむろに携帯を手に取りホテルへ電話を入れた…





「もしもし。ユリンです…」





☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆





今日は、久しぶりにみーずちゃんとデート。


しかし、今日はいつもと違う。何故なら今日はみーずちゃんのお家にお邪魔してきたんです。


そして、そしてスンリ似のダーリンにもご挨拶してきましたよ。


詳しくは順を追って紹介しますね。






もう、朝から上機嫌でお出かけしたのね。


快晴だし、富士山綺麗し、車内は爆音でBIGBANG、最高~ヾ(^▽^)ノ


ドライブ日和の高速を走行中。何故か前方を走る車が面白いように道を空けてくれたの。気持ち良かった~でも、なんで?


おがげで予定より早く到着出来たし、良かったんだけどね。





みーずちゃんのダーリンには初対面なのに、何故か緊張もせずお会いできました。


もうね、素敵な笑顔、物腰柔らかい話し方、優しさが体からにじみ出てる感じなの。


みーずちゃんといい、ダーリンといい素敵すぎるよ。


ダーリンせっかくの休日なのに、嫌な顔もせず招いていただきありがとうございます。






あのね、私初めて伺ったんだけどね。


まぁ~居心地のいい家だこと。その中でもコタツが一番居心地良かったね。
なんでかな?みーずちゃん。


なんでも、私がお伺いするので綺麗、綺麗にしたリビングには数時間しかおらず結局、家族がいつも寛ぐコタツに落ち着いたの。


でもね…奥さん?ダイニングに、ダイニングテーブルとコタツが並んでるんですよ。どんだけ広いダイニングなの?って話ですよ。


私、気づけばずっとコタツにいました。トイレも行かず、みーずちゃんがお昼ご飯作ってる時も、リンちゃんが帰ってきた時もずっとコタツで喋ってました。


まぁ、いつものことですがトイレに行くのも時間が勿体無くて…いつもより回数減っちゃう。


とにかくしゃべり続けないと時間内に話したい事が話せないのよ。


まぁ内容は、子供レベルな内容なので…ここでは差し控えさせていただきます。たまには真面目な話しもするけどね。




あのね。話し変わるけどリンちゃん可愛いよ。男の子を持つ親としては女の子って可愛い。

シールとかプレゼントして喜んでくれたり、タプを見せてくれたり、タプを見に行くと楽しそうなリンちゃん。


めちゃくちゃ可愛いんですけどヾ(^▽^)ノ


リンちゃんの長い髪を束ねてあげるみーずちゃん見てて羨ましかったりするんだよね。


とにかくね。みーずちゃん一家は、とても素敵なファミリーよ。


私も、彼氏としてご家族にご挨拶できてホッとしましたよ。



相変わらず、あれだけしゃべくり倒したにも関わらず内容は、たいしたことないの((((゜д゜;))))

だってひたすらメンバーを語る。もう分かりきってる事なのに、エンドレスでしゃべり続ける私達って素敵。



もうね。イルコンに至っては、初参戦の私…注意事項も山盛りで…

高いヒールは、飛べないからダメ!

ツケマは、泣いて取れちゃうからダメ!などなど…


とにもかくにもイルコンはね、ビッペンよりもみーずちゃんと一緒にお泊まりのほうが楽しみって話しですけどね。
あっ!言っちゃった(>_<)







みーずちゃん。

今日もありがとう。

ダーリンにも、リンちゃんにもよろしくお伝えくださいね。


で、みーずちゃん?私は何番目の彼氏なんだい?
皆さんお久しぶりな感じです。
 
 
昨日は、LOVE SONG MV解禁YOU & アイル-emojiF_01_075.gifMカ出演YOU & アイル-emojiF_04_008.gif我が家にはすぺしゃるえでぃしょん到着YOU & アイル-emojiF_07_195.gif
 
 
忙しい1日でしたね~
 
 
ちょうどチングちゃんとYOU & アイル-emojiD_04_062.gif電話してる時にCD届いたよ。
 
 
「誰のカードかな?スンリだったりして…」なんてチングに言われながら開封…
 
 
YOU & アイル-emojiD_01_038.gifYOU & アイル-emojiD_01_038.gifYOU & アイル-emojiD_01_038.gifオスンじゃん!YOU & アイル-emojiD_01_038.gifYOU & アイル-emojiD_01_038.gifYOU & アイル-emojiD_01_038.gif
 
 
チングと二人で大爆笑YOU & アイル-emojiD_02_311.gif
 
 
ある意味カード一枚でこれだけ笑いのとれるスンリって凄いYOU & アイル-emojiF_01_072.gif
 
 
 
 
 
で、このケースなんですけどね…
 
 
チング指導のもと開けましたわ。
 
 
「まず、BIGBANGって書いてある所押してみ?」
 
 
プチッYOU & アイル-emojiF_02_024.gif
 
 
お~開いたYOU & アイル-emojiD_02_311.gif凄い~YOU & アイル-emojiD_01_051.gif
 
 
 
 
問題は、上のパカッYOU & アイル-emojiF_02_017.gif
 
 
「パカッと開けてみ?壊れそうだけど大丈夫だから…」
 
 
お~壊しそうYOU & アイル-emojiD_01_067.gif
 
 
うーーーパッカッンYOU & アイル-emojiD_02_311.gifYOU & アイル-emojiD_02_311.gifYOU & アイル-emojiD_02_311.gif
 
 
力入り過ぎてちょっと吹っ飛んだYOU & アイル-emojiD_01_068.gifまぁ壊れないだけ良かったけど…
 
 
めっちゃ開けづらい…もう開けたり閉めたりあんまりしたくない。
 
 
そんなこんなで我が家にもやって来たすぺしゃるえでぃしょんYOU & アイル-emojiF_02_001.gif
 
 
今日は、ヘビリピ中。
 
 
でね、全くビッペン関係ないんだけどね
 
 
今日は、あ~めっちゃくだらない。
 
 
この間、会社で下着の話になったのね。 
 
 
私が、パンツを買いに行って来たって話から始まったんだけど…
 
 
「昨日、タイツと夜パン買ってきた。」
 
 
「夜パンって?」
 
 
「字のとおり夜履くパンツだけど…」
 
 
「アイルさんてパンツ朝と夜違うの?」
 
 
「ハイ、そうですが何か?」
 
 
「違いは?」
 
 
「朝は、機能性重視。ヒップアップ効果、お腹引っ込める、パンツにラインがひびかないとか?
 
夜は、肌触り、履き心地、お腹とお尻をスッポリ包み込むとか?」
 
 
「ふ~ん」
 
 
「あと朝ブラ、夜ブラもあるよ。」
 
 
「夜にブラつける人?」
 
 
「寝た時に、肉が脇に流れ落ちないように上に寄せるブラだよ。普通のブラは、夜つけるとよくないんだって。」
 
 
「やっぱり違うの?」
 
 
「さぁ?ただ100%母乳で育てたせいか、今や貧乳…少しでも形維持したあので…
 
 
はい、そこのFカップ。可哀想な目で見ない。」
 
 
みんな揃って大爆笑。
 
 
「これでも若い頃は、胸の大きさでナンパされたんだから。」
 
 
「何?なにげにプチ自慢ですか!」
 
 
いけない、いけない…若い頃は…とか言っちゃあいけないね。
 
 
でも、胸大きいですね。と朝バス待ってたらナンパされた事は事実。確か名刺貰ったわ(笑)
 
 
うちの会社チングは、若いから使い分けの必要ないみたいだけど…皆さんはどうなのかな?
 
 
ちょっと?って思ったのでした。
 
 
さぁ、チケ争奪戦ですね。みんな頑張りましょう。
 
 
1日も早く、1人でも多くの人に笑顔が戻りますように祈ります。





夢を見ていた








彼の愁いを帯びた黒い瞳はどこまでも続く闇のように見え…








時に強く、時に危うく表情を変える彼の瞳は私を翻弄し続ける。











あの日ホテルで倒れた私は、救急車で運びこまれ入院となったが翌日には退院した。








3日後、佐々木のおじから改めてスンヒョンの案内を博之が頼まれてきたが、やはり断る理由もなく承諾する事となった。







博之に彼との事を話すべきか迷ったが、スンヒョンがそんな話に触れるとも思えず敢えて黙っておいた。










‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥





約束の日は雲一つない青空。








今日は、日差しが強いから日傘が必要ね。クローゼットから久しぶりに白い日傘を出してみた。








11時の待ち合わせまで伊勢丹にでも久しぶりに行ってみようかな。








今日は、桜をあしらった着物を選んだ。桜が散るまでしか着れないから今日なんてちょうどいいんじゃないかな。








リビングで携帯がなる。







博之だ。なんだろう…








博之とは、この後スンヒョンのホテルのラウンジで待ち合わせの予定だけど…。








「もしもし?どうしたの?」









「ユリごめん。今からベトナム工場に飛ばないといけなくなったんだ。どうも製造ラインに不具合が生じたらしい…
どれぐらいの滞在になるかは分からないけど、とりあえず一週間ぐらいで荷物用意しといてくれないか?
今からそっちに寄って空港にむかうよ。」








「私は…どうすれば…。」








「ユリは、予定通りスンヒョン君をエスコートをお願いしていいかな。
おじさんも昨日から中国出張だし、前回あんな事になって迷惑かけたからな。」







「えっ…うん。そうね。こっちの事は心配しないで…。」








「じゃあ、またあっちに到着したら電話いれるよ。ホテルはいつものところだから。」








「本当ごめんな。」








「大丈夫よ。気をつけていってらっしゃい。」








私一人でスンヒョンに…。








そう考えるだけで頭の奥がズキズキ痛み始めた









‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥





今朝は、心なしか落ち着かない…








いつもより早く目覚め、溜まっていた仕事も片付け、さっきから何度も進みの悪い時計を見ている。








あの日見た彼女は夢でも幻でもなく、紛れもないユリン……彼女だった。







彼女が、救急車で運ばれてから佐々木氏が五年前に来日したこと、二年前に結婚したこと、最初はご主人の両親の猛反対にあい佐々木氏が仲裁役をかってでたことを話してくれた。








五年前…ちょうど僕の目の前から姿を消した時期に来日したのだろう…








佐々木氏の話では、語学留学でもなく、友人を頼って目的もなく来日したようなニュアンスだったが…








当時、彼女の口から日本の事を聞いたことなど無かった、ましてや来日なんて思いもつかなかった。








何が彼女をそこまで追い詰めたんだ…
韓国を離れられなくてはいけないほどの理由…一体何があったと言うんだ。








あの、偶然的な出会いはは、必然的な出会いに変わろうとしていた。








僕は知りたい。五年前に何があったか?例えその理由が二人を傷つけることになっても受け入れる覚悟は出来ている。










‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥





ラウンジにスンヒョンの姿を見つけた。








正直こんなにも簡単に見つけ出せた事に驚いた。







あの日夢に見た瞳は黒縁の眼鏡で見えづらかったが、長い睫に黒く濡れた瞳。あれは間違いなくスンヒョンだ。





組んだ長い足を弄ぶように時折動かすのが彼の癖




テーブルのうえにはノートパソコン。彼のしなやかで細く、美しい指もあの頃と変わっていない。







時折、昔のスンヒョンが私の中に現れては消えを繰り返し、現実のスンヒョンと重なり合って少し気分が悪くなる。








大丈夫よ。挨拶だけ済ませれば、彼も今更捨てた年上女に会いたくもないでしょう。そう毒づいてみてもさっきから続く頭痛は収まりそうにもなかった。











「お待たせして申し訳ありません。」








新聞に目を落としていた彼が顔を上げた。








「お久しぶりですね。お元気でしたか?」








「君も元気そうで…安心したよ。
立っているのも何だからどうぞ…」








そう言ってスンヒョンは立ち上がり、私の椅子をひいた。








「いいえ。今日はお詫びにうかがいました。一緒にくるはずだった主人が急な…」








あれ…眩暈が…
頭痛もさっきから痛みが増してきている…









「急な…急な…しゅっ…」








私は、激しい痛みと共にスンヒョンの胸に倒れ込んでしまった。












目が覚めるとベッドの中にいた。





病院ではなさそうだけど…





あっ…
ベッドの脇のサイドボードには脱いだ着物が帯と小物と一緒にきれいにたたんであった。








伊達締めや腰紐は少し緩めてあったが、長襦袢は身につけていている。








一体誰が?








起き上がると、さっきより痛みも引いたようで、もう大丈夫ね。








「目が覚めたかい?」
ドアの向こうからスンヒョンの声がする。








私は慌て少しはだけた肌着と襦袢を整えようと
する。








「ごめんなさい。着物が苦しそうだったので脱がせてもらったよ。あぁご心配なく僕じゃなく、ホテルの女性スタッフにお願いしたから。
もし、良ければ洋服をいくつか用意したから着替えてください。」








しばらくするとドアをノックして入ってきたのは若い女性だった。見たところホテルのスタッフの女性のようだ。








私は、彼女に礼を告げ用意してくれていた黒のワンピースに袖を通した。一緒に用意されていた靴もサイズはピッタリだった。








着替え終わスンヒョンの声がしたドアを開けると、ソファーに腰かけてるスンヒョンがいた。








「ゴメンナサイ。私…」







「いや、僕こそ勝手なことをしてしまって…救急車を呼ぼうか迷ったが、ユリ…あなたが、どこか休めればとおっしゃるので僕の部屋で休んでもらったんです。」








「いいえ、謝るのは私の方です?休ませていただいたうえに着替えまで用意していだだいて…ありがとうございます。








「まぁ、とりあえず何か…お水でも飲みますか?」








「えぇ…できれば何かアルコールをいただけませんか?



あっ具合が悪いのにアルコールなんてってお思いでしょ?」








「いや、あいにくワインかシャンパンしかないけど、それよりあなたはアルコールダメだったんじゃ…。」








「そうだっだわね。昔の私は、アルコールは苦手だったから…








空腹にアルコールはきいたけど、おかげで少し落ち着いてきた。













シャンパンを軽く飲み干す彼女を見て、これが僕の知っているユリンなのかと目を疑った…








少し照れくさそうに微笑む…紛れもなくユリン…彼女だ。








気がつくと五年前の彼女が私の目の前に佇んでいた。








「どうしてなんだ。」

「何故、何故僕の前から消えたんだ。教えてくれないか?」




気づくと、僕は衝動的に彼女に詰め寄っていた。







「スンヒョン落ち着いて!落ち着いてちょうだい!」








彼女の悲鳴にも似た声にようやく我に返った。








「いいわ。教えてさしあげましょう。」








彼女は、シャンパンをもう一杯飲み干し、静かに話し始めた。






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未だ続く余震…1日でも早く一人でも多くの笑顔が戻りますように、今日も祈ります。