神曲・煉獄篇 purgatorio | Un bel giorno di tredici

Un bel giorno di tredici

~ある素敵な13日~

イタリアに関することを中心に、
楽しいこと好きなことを書いていきます。

暗闇と絶望、長い苦痛を抜け、

地獄の底に辿り着いた カルシファー


ルチーフェロ・サタン・ベルゼブル・ディース・悪魔大王。


かつて、もっとも神に近い存在の者であり、

多くの天使を率いる十二枚の翼を持った美しい天使ルシファー天使

神への裏切りから、地獄の底に追いやられた者落ちる


「コンスタンティン」にルシファー出てたなぁ。

(主演:キアヌ・リーブス コンスタンティン [DVD]


そんな地獄最大の悪魔の脇腹をつたって

煉獄に抜けるところも、ちょっと愉快な気がする。

あたしがサタンだったら


「おいおい、

 なに勝手に人の脇腹伝ってるんだよ かお


と言いたくなるのに。

サタンは何も言わず、そこに居た。

案外、いい奴なのかもよ イチゴケーキ ううアンガイ ネ


神曲では地獄篇・煉獄篇・天国篇ともに、

『星 stella(e)』という言葉が終わりに据えられている。

星(stella)は人生の旅路の終局の目的地☆ お出掛け


地獄から煉獄に抜けた時、この星は一番輝いて見えた。


草木一本無い、苦痛と悲鳴、呻き声、

そんな世界から、やっと抜けたんだ。


「はぁ~、やっと地獄巡り終わったよぉ はぁ・・・sss


煉獄・第一歌の最後のページを開き、独り言を言う。


心から安堵したし、そんな気持ちになるほど、

ダンテの地獄に引きずり込まれていたコトにも気が付いた。


煉獄・第一歌を読み終わると、

胸に澄んだ空気が流れ込む気がした。新緑 キラキラ


煉獄ではダンテの詩は眩いほどに美しく歌われ、

鮮やかな自然の情景を、私の中に流し込んできた。


難しい表現方法ではなく、シンプルで率直、

だから心に直接響いてくる心


小難しく表現する箇所と、シンプルに伝える箇所、

その使い分け方は天才的だ。


煉獄は罪を浄化する場所。

天使が居て、救いがあり、歌声があり、星も輝き、風が吹いてくる キューピットきら


しかし、その罪によって

猛火の中に追いやられる亡者、

針金で瞼を縫われる亡者、

常に餓えている亡者が居る。

まるで地獄と変わらない。

しかし、罪を償ったものは、より天国に近い階層に上がれる。


苦痛と絶望があり、希望と救いがあり、

懺悔し、許される。


煉獄はこの世界に似ていると思ったし、

この世界は煉獄なんじゃないかとも思った。



神曲・煉獄篇

神曲 煉獄篇 (河出文庫 タ 2-2)

サタン・ルシファー・悪魔

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%BF%E3%83%B3