50代のモチベーションは | Passのブログ (情報部屋)

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同世代の友人ともいろいろな話をしていると、自分の職歴の行く末もあらかた見えてくるアラフィフ世代ともなれば、今の仕事に対するやる気とかモチベーションの維持に非常に腐心するといいます。


自分の若い頃にもサザエさん症候群なんて出社忌避の心理状態もありましたが、更年期にもなるとホルモンバランスの乱れや疲労の蓄積もあって、今さら忙しい仕事や難しい作業などを極力避けて、なるべくラクに稼ぎながら最低限の体力や労力で済む責任の少ない簡単な仕事しかやりたくない!という消極的な気持ちをついつい私なんかでも抱きがち。













最近の私なんかの場合は日々の早起きが一番嫌なので、今では朝8〜9時から夕方17〜18時までかかるような一般的な長時間労働を基本的にやらないようにしています。昔から朝がすごく弱いし、通勤ラッシュで席に座れないのもかなり嫌なのでいつもだいたい午前10時か昼前ぐらいに出勤し仕事を始めて、仕事が終わるのは早めの夕方か夜の20時まで(たまに夕方から夜22時までの場合もある)にしています。


連続勤務時間はだいたい6時間以内、その他には電車や自家用車の通勤(移動)時間が約2〜3時間ぐらいでかかります。


朝は通勤ラッシュ時間帯を基本的には避けるように選んでいて、夕夜の帰り時間も17〜19時の帰宅ラッシュ時間帯を極力避けるように仕事時間を調整しています。


最近ではテレワークなどリモートでできる仕事も多少はありますが、実際問題としては現場に出ていく仕事の方が自分自身でも多いですし、自宅では家族もいたりして居間で仕事などしにくいですから自宅(在宅)勤務というのはなかなか選びにくいというものがありますね。


私が聞いている話では、積極的に違う会社に転職や独立(フリーランス含む)を果たそうとするアラフィフは1割未満でほとんど存在せず、ある程度は職場が用意してくれる再就職先や再転属先など、少ない選択肢の中から年収大幅ダウンも覚悟の上でやる気はイマイチながらも上から提示された仕事先や転属先に配置転換されたり、立場は落ちても仕事内容は大きく変わらず、引き続き還暦以降も再雇用や嘱託で働く人がまあ大半です。当然やる気も落ちるでしょう。あからさまにやる気のなくなる50〜60代も結構存在するとのこと。


出世もないし、給料も減るし、やる気なんか出ないよ!という気持ちも分かりますが、年功序列や終身雇用のおかげで還暦60歳で完全クビ!になることはあまりないので、そこは恵まれているといえば恵まれているところ。ただ、なかなかそんな謙虚な気持ちは年収ダウン提示された場合にあんまり持ちにくいというものでもあるでしょう。


自営業やフリーランスは年齢があまり関係ないので60代になると年収が3分の2になったり半減するようなことは普通はありません。あくまで自分の仕事や事業をする量に比例しますから、その点ではサラリーマンよりフリーランスの方がモチベーションを維持できるかもしれません。


ただ、そうは言っても体力も落ちますし、年金を前倒ししようと思えばできるはずなので、その分では仕事をいくぶん減らしてもいいかなとも考えます。その頃に年収や年金支給開始がどうなっているか?今から完全に予測することはできませんので、結局はなるべくお金を今のうちに貯めて殖やしておきたいというのはサラリーマンもフリーランスも皆んな全く同じですね。


「仕事は楽しみですか?」というフレーズで世の中のサラリーマンに顰蹙を買ったコピーライティングも過去にありましたが、中高年50代以降にもし「今の仕事や職場の先行きには満足できますか?」と聞いたならば、正直あまり色良い返事は返ってこないのが世のおじさんおばさん達の大半のホンネではないかなとは思います。


「再雇用・再就職は楽しみですか?」→「こんな給料では正直やってられねーよ」などともはや人に聞くまでもない話になりそうです。それでも生活のため、不足するお金のために何だかんだで頑張るのが日本人の常識というもの。皆さんお勤めお疲れ様でございます。