正規にせよ、非正規にせよ、お仕事には月給・日給・時給というくくりは変わりありません。では、一般に働く人の時給はどれくらいかを示したのが以下の記事。
若い頃というのは正規でも非正規でも時給換算では1000円ちょっとで大きく変わらないんですよね。非正規で働いたら年200万円、正社員でも300万円もいかないケースもありますから、時給換算すると泣けてくるという話はよく聞く話です。
正規職も40歳ぐらいからは時給換算で2000円ぐらいになってきますが、これも年功序列の思想を受け継いでいるものが色濃く残っている証左であり、これが今後も続くとは限りません。
終身雇用や年功序列が色褪せてくれば、誰でも昇給するというようなこともなくなってくるでしょうから、一生で時給1000円台のサラリーマンも珍しくはなくなるでしょう。
せめて非正規でも1500円ぐらい時給があれば日給12000円。20日勤務すれば24万円になりますから、手取りで月20万円。東京都心であればこれくらいはお給料を貰いたいところですが、まだまだあと10年以上はかかりそうですね。
ただ、傾向としては非正規の時給は上がり、中高年の正規の日給は下がっていくのは確実だと思いますので、特別に資格や才能に恵まれていない労働者は徐々に差が縮まってくるだろうと思います。
時給1000円でも人が集まらない・人が定着しないアルバイトは世の中にわんさかありますから。