売店でSPA!を見たら「大人の発達障害」の特集が組まれていたので、久しぶりにSPA!を買ってみました。
内容はいろいろありますが、細かい話は買ってみて頂くとして、この記事の中で私が一番に興味深いのが、
「仕事ができない人＝発達障害」と決めつける
このような議論は非常にキケンであるということ。
経済の停滞や職場が蝕まれていく原因の一つにあると見られる仕事しないおじさん・おばさんの問題。仕事ができない人には発達障害の場合だけでなく、睡眠障害やうつ病の人にも同じ症状が現れやすいというお話。
確かになんでもかんでも発達障害のせいにして、この手の話で職場に関わる問題を発達障害に矮小化する傾向が最近ではあったので、この内容にはちょっと納得しました。
職場や学校などにはうつ病の人やその傾向が出ている人が以前よりも増えていってるのは恐らく紛れもない事実でしょう。その中で発達障害とうつ病などの精神障害もが一緒くたに混同されている事例はかなりあるかもしれません。
国家の衰退とともに人々の心が荒んだり病んでいくことは相関関係あるかもしれません。そういう意味で国や地域の衰退は本当に他人事ではなく、自分事の生活問題としてよくよく考えなければならなくなりました。
誰とも一切関わらずに死ぬまで健全に生きていくということは誰もができませんので、これからどう生きるかは自分の近隣の人々の心の健康問題とも直結しているわけですね。