金価格が最高値を更新したということで、インフレ圧力による資金の逃避先で金が買われているようです。田中貴金属の店頭小売価格は1gあたりで8977円と9000円目前。
一昔前だと1gあたり5000円ぐらいでしたので、10年足らずで倍に近い価格になってきました。私も資産の一部を金により売買したり再保有していますが、値動きがなかなか大きいので、一瞬一瞬の時間帯で見ているとハラハラしてきます。
(過去記事)
金価格が上がっているというのは緊張の裏返しなので、ロシアとウクライナの戦争もあり、世界的にもこの先どうなっていくか分からない不安や緊張も金価格の押し上げに加担していると思います。
金価格が上がるということは現金の価値が下がって、生活必需品や必要物資もさらに上がっていくので、このインフレがどこまで続くか心配ですね。
保有している金価格が上がっても素直に喜ぶことはできません。金価格は市場心理における危機度のバロメーターです。