地方居住のいい所悪い所 | Passのブログ (情報部屋)

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不動産投資から株式投資、育児から家事まで、その他 国内・海外の見たこと感じたことをただつらつらと書き連ねるブログです

東京都内で働いていない私はぶっちゃけ日本のどの場所でも生活することができるのですが、家族が居る以上はやはりあまりド田舎に生活することはままなりませんので、いわゆる東京環状道路の国道16号線の内側に一戸建てを借りて住んでいます。

 

家を買おうと思えば買うことはできるのですが、近くには親族の家もあるし、私の旧実家も残存していることから、あわてて買う必要がありません。今は価格が高くなってしまったので慌てて買うとバカを見る?

 

子どもの成長や就労などに合わせた住宅を購入するか、もしくは賃貸のままでいくか、今ある住宅をリフォームして使うかのどれかになるでしょう。子どもの意見を最大限に聞くことになります。なぜなら引き継ぐのは全ては子どもだから。

 

 

 

 

 

 

今いる場所は東京近郊とはいえ、都心部や東京23区内に比べればはるかに田舎であり、町内会など煩わしい運動会やお祭り活動もかつては盛んに行われていました(今はコロナが蔓延して活動らしい活動はほぼできなくなった)

 

いわば地縁という部分では「プチ地方」といってもいい場所ではありましたが、コロナによる分断が進み、活動が停滞しているのは私にとっては好都合な出来事です。

 

私の友人ともこのテーマについてよく話し合うのですが、友人はやっぱり「地方は嫌」派。今よりももっと東京寄りに住みたい意向を持っています。田舎の保守的な雰囲気が嫌いなんだそうです。

 

さらにスポーツ観戦やコンサート鑑賞など、趣味や他者との交流を考えるとやっぱり地方居住はありえないと。新幹線や飛行機に乗るとしても、都心や羽田・成田・伊丹・関空などを経由しないと行けない。そう言われると確かにそうかもしれませんね。

 

東京や大阪都心まで片道千円以上もかかるような場所に住むと、どうしても他者との交流がしにくくなってしまいますし、子どもが就職するにあたっても選択肢が狭くなってしまうものです。

 

最近では羽田空港の反対側にある木更津や茨城県のつくば、神奈川県の湘南、長野県の軽井沢(佐久付近も)といった所がプチ移住の場所として人気が出ています。関西だと淡路島など。いずれも横浜駅・東京駅、神戸駅・大阪駅まで1時間以内。長野方面を除けば片道千円以内で行けますのでテレワーカーにとっては好都合でしょう。

 

もし地方がいいと考えるとしたら、同じような価値観で移住してきている人が集まる場所になるでしょうね。保守的な価値観で凝り固まっている地域には今さら移住できないので、首都圏や関西圏から移住してきてコミュニティを作っている場所ならまだ検討の余地があります。

 

東京23区以外は全部地方と考えるならば、やはり神奈川・埼玉・千葉・長野・山梨・静岡・北関東までになるでしょうね。京阪神地区以外であれば奈良・滋賀・三重・和歌山北部辺りまでになるでしょうか。

 

地域に縁もゆかりもない人がいきなり地方で生活の拠点を移すことは想像の上の話でも成功するとは思えず、やはり一定の交通利便性がある大都市圏近郊に住むことが家族の最優先事項になりそうです。