鬱病の患者は何人いるか? | Passのブログ (情報部屋)

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5月ということで、このゴールデンウィーク後半が終わると、何となく憂鬱な重たい抑鬱な日々がやってきます。

GW終了後は、7月の夏休みまでの二か月以上、全く祝日が無い上に職場内や学校内では高温多湿な劣悪な環境が毎日発生しますから、体調管理や精神面でのダルさや中だるみが非常に起きやすい時期ですよね。

節電や節約・省エネに気を配り過ぎて気分や体調が悪くなるのは本末転倒です。バランスが難しいものです。

私なども、年間を通して体調が悪くなるのは天候不順の4~5月、残暑疲れの9月、一気に寒くなる12~1月と相場がほぼ決まっています。

初冬は身体の調子が悪く、初夏は心身の調子が悪くなる傾向にありますが、皆さんの体や心の中で飼っている魔物ダルビッシュもまた似たような感じではないでしょうか?

さて、日本国内でうつ病など精神障害を患う人が一体どれくらい数が居られるのかをちょっとマジメに考えてみました。

労働災害で有名なハインリッヒの法則というのがありますが、1:29:300という事故比割合というのがあります。

いわゆる1が死亡事故、29が負傷事故、300がヒヤリ・ハットが起きた現象ですね。

日本での自殺者数は年間3万人足らずということですが、この全てがうつ病患者ではないにせよ、これにカウントされてない失踪者・行方不明者・自殺者や事故・事件被害者なども相殺・加味して、かなり少なく見積もっても、鬱や精神障害絡みでの関連死者数を最低2万人と想定してみます。

すると実際に心に傷を受けて、病院で診断を受けている人は約60万人ずつ毎年発症していて、プチ鬱状態の人は約600万人もいることになります。(半分ぐらいの人は何年かで寛解するのですが)

国内の労働者数は8000万人ですから今や約10人に1人近くは何らかの症状や体調不良を訴えているかを自覚しているわけです。

しかもこれはわずか1年間の数字ですから、10年スパンで伸ばして考えると延べ6000万人が何らかのスランプ、鬱、気分障害などを発症する恐れがあるわけです。凄い数字だと思いませんか?

だいたい普通の人でも10~20年ぐらい長く続けて勤めていると、多かれ少なかれ、モチベーションなどやる気が低下したり、抑鬱気分にはまったり、体調不良になったりするだろうという計算にもなります。

さらに、2011年以降は東日本大震災の影響により、福島県など東北の被災した県を中心に、精神障害などの罹患に関する詳細なデータが取れなくなってきていますので、あの3.11の震災以降は特に東北や東日本で鬱が増加していると考えるのがごく自然な話です。

もしかするとプチ鬱や気分障害など、何らかの不調を感じている方は約1000万人以上を国内で超えているという可能性もあります。

ここでさらに有名な2:8の法則が出てきます。

日本人の20歳以上の人口が約1億人と仮定すると、軽いのも含めてうつ罹患者が計2000万人を超えるとかなり大きな影響が出てくると見られます。

国内自殺者が年間で数万人を超えて、鬱病患者が約200万人を突破すると国家経済成長の先行きがかなり怪しくなるわけです。

数字だけでもある程度のことが分かるものです。鬱や病が増えると国が傾くのはほぼ間違いなく、大災害や大事故、特に韓国などでは旅客船事故などもあいまって、国内に多方面に大きな心理的影響を与えていると思慮されます。

日本では、やはり自然災害が国家に対して大きな影響を及ぼすキッカケに一番なりやすいことでしょう。

最近も大きな地震が大変多いので、大災害が起こらないことをただ祈るしかありませんが。



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