朝の東西線vs田園都市線 | Passのブログ (情報部屋)

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昨日の出来事ではありますが、朝のラッシュ時間帯に都心へ向かう地下鉄千代田線に久しぶりに乗ってみました。

平成バブルの時代には、私が利用していた朝の上り千代田線・常磐線・東武線の北千住駅などでは、朝は常に入場規制がかかり、ホームからは人が転落するぐらいの激しい混みっぷりの時代で有名な駅で、とても酷いものがありました。

しかし今では、主に2005年に完成したつくばエクスプレスや押上からの東武線の半蔵門線直通化などのおかげで、関連する千代田線をはじめ、JR線や東武線のラッシュも殺人的なものにはならなくなりました。

もちろん、今もそれなりに混んではいましたが、昔に比べたらかなりマシな方でしたね。奥の方に居れば、まだ新聞や本ぐらいは読めるレベルでした。

今年では、副都心線と繋がった東急東横線なども、通勤特急や急行の両数が10両化に増えたおかげで、渋谷駅での乗り換え客が少し減ったこともあり、以前に比べて混雑状況はかなり改善されたと言われています。

さらに来年度には、JRの最混雑線である上野~東京間の「東北縦貫線」による東海道線との直通が見込まれているので、並行する山手線などの混雑が大きく緩和される予定になっています。(利用される方はもう少しの辛抱です)

さらに、他の私鉄でも混雑で有名な小田急線の複々線工事区間では、いよいよ先の完成が見えつつあり、あと数年ぐらいの間には開通の運びとなりますから、小田急線の激しい混雑もかなり緩和されそうです。

しかし、逆に言うと、将来も混雑緩和の見込みが非常に薄いのは、東急田園都市線と東京メトロ東西線のどん詰まり2路線でしょう。

同様に混雑しているJR中央・総武線や東海道・横須賀線は、まだ並行する各停路線がありますが、東急田園都市線と東西線はそれがありません。

それに加えて、この2路線は都内ては地下区画を走り、駅などの設備も拡張しにくいことがネックとなっており、抜本的な改良工事は当面は全く捗らないでしょう。

これらの2路線で毎日激しくおじさん達に揉まれなければならない通勤者の方は、毎朝毎晩が苦闘であり、女性は特に大変だと思います。現に倒れるような人が毎朝出ていますよね。

ちなみに、私もラッシュ時間帯の東西線と山手線は徹底的に避けており、特に朝のラッシュではこの十年くらい利用したことがありません。他の迂回路線を使います。

東急の青葉台とか、東葉高速の八千代緑が丘とか、そういった新しい人気の街で時間もかかる地域から、大手町や永田町まで約1時間も立ちっぱなしで通勤ストレスにさらされるというのは、本当に苦痛時間そのものだと思います。

地下鉄の半蔵門線も、青葉台方面に帰るのに永田町や渋谷で座れるチャンスが全くなく、ずっと立ちっぱなしになるというのは、仕事の疲れにさらなる拍車をかけます。

始発駅が無くて、行きも帰りも座れないというのは、どうしても体調が悪い時やストレスが溜まっている時には、身体中に脂汗がでてきて辛くなりそうですね。

JRや一部の私鉄だと、グリーン車や通勤ライナーがありますが、東急や地下鉄にはそのようなサービスも一切ありません。

東京都内のJRや私鉄・地下鉄が、ラッシュでもストレス無く使えるようになる日は、サラリーマンを辞めるまではまずやってこないだろうと思います。

これから着ぶくれラッシュで、しかも風邪やインフルエンザなど、菌やウィルスの蔓延もとても心配な季節を迎えます。

ラッシュの電車内で、病気をうつされないように、マスクをしたり、早朝に出勤したり、工夫が求められることになりそうです。

長時間での通勤通学、くれぐれもお気をつけて下さい。


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