株式投資の世界では、「5~10月に株を買ってはいけない」というアノマリーがあるのをご存知でしょうか?
「セル・イン・メイ」(5月に売れ)というのは今年春のまさに株価暴落発生で予測通りの結果になりました。
秋の9~10月についても季節の変わり目ということで、過去の相場では不安定な時期でもありますね。(9月のリーマンショックや10月のブラックマンデーなどがあった)
過去60年間「前年の11月買い・翌年の4月売り」の投資手法が最良のパフォーマンスを実現するという「4月高値」のジンクスが、株式投資の世界ではよく言われているところです。
また、ヘッジファンドの「45日ルール」 のもあります。
ヘッジファンドの多くは、決算対策で現金化したい企業(投資家)が、各四半期決算に間に合わす形で、ヘッジファンドに運用を委託している証券を現金化することがあります。
ヘッジファンドの解約できるタイミングは四半期末に限定されていて、運用を託している投資家は各四半期末の45日前までにヘッジファンドに通告する必要があるというものです。
毎年、2月15日、5月15日、8月15日、11月15日の付近では、価格相場が大きく動く可能性が高いということで、この期間に下げたものは推奨銘柄等として買いを入れるべきだという考え方があります。
去年はアベノミクス相場で見事にアノマリーが利きましたが、今年は一体どうなるでしょうか?
良いタイミングを見計らって、有望銘柄で下げたものは大きく買ってみるのもちょっと面白いかもしれませんね。
(参考記事)
○5~10月に株を買ってはいけない(オールアバウト)