JR北海道での連続不祥事 | Passのブログ (情報部屋)

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JR北海道の連続事故や不祥事・・・。ここ数年の脱線事故や火災事故、一連の事件などは、通勤や観光で鉄道を利用する人間にとっても、さすがに会社への不信感を強く感じさせてしまいました。


(参考記事)


○JR北海道、赤字300億でも倒産しないカラクリとは(ハフィントンポスト)


http://www.huffingtonpost.jp/2013/09/24/jr-hokkaido_n_3985142.html


最近では、JR北海道の運転士が「覚せい剤を打って捕まった」とか、「運転台の保安装置を叩き壊した」などという驚きのニュースもありましたので、さすがに私もそれを聞いた時は、これは尋常ではない状況だと感じました。


このような状況は、以前にも、日本航空で似たような事故が頻発した状況になったことがありましたが、その後、あのJALは経営破綻をしてしまいました。


JR北海道でも、裏にあるのは「組合」などの問題がかなり尾を引いているようですから、経営の構図としては旧・日本航空の時代と同じ労使パターンに陥っているのだろうと考えることができます。


今回の保線不良での信用失墜報道は相当にダメージが大きいので、少なくとも道内観光客はかなりの鉄道離れが発生することになるかもしれません・・・。


JR6社は本州会社(東日本・東海・西日本)と三島会社(北海道・四国・九州)と最初から経営格差があることを分かった上で、分割・民営化されました。


NTTなんかは東日本と西日本の2社にしか分かれなかったのに、JRはなぜ6社に分けてしまったのか?そこが今となっては経営問題のそもそもの出発点だったような気もするのですが・・・。


JR北海道とJR東日本は、ゆくゆくは再合併という話も考えられるかもしれません。


いずれにしても、北海道全域で末端部まで鉄道事業をきちんと行うことが、今回の不祥事でちょっと厳しいだろうということがよく分かったので、道東や道北などで「路線廃止」の現実問題も明るみに出てくることになるかもしれません。


このことについては、JR四国やJR九州などのローカル線でも全く同じ事情ですから、このような厳しい事情を、どのように政治決断をしていくのか?


鉄路がどんどん日本から消えていく・・・。なかなか鉄オタの方には悩ましい話でもありますね。