郊外の一戸建て賃貸は、場所を問わず比較的ビジネスをしやすいのが利点ですが、幾つか心配なことがあります。
それは、地震や津波だけではなく、巨大化する台風や竜巻、落雷や放火などの火災の発生です。私の物件も近場での落雷の影響か、浴室テレビが破損してしまい、画像が映らなくなってしまいました。幸いにも地デジ対応していなかったのでどのみち取り替えだったのですが、もし家の屋根に落ちていれば中の電気製品は全部ぶっ飛んだかもしれません。
最近は、自然災害の被害拡大やゲリラ豪雨などの突発的災害が増加しているのはご存じの通りですが、今後の局地的災害や放火などという人為的災害とも、どう向き合っていくべきか、特に一戸建ての場合は保険の入り方や修繕費用の確保をしっかりと頭に入れておかなければいけないでしょう。
その点、比較的新しい鉄筋コンクリートマンション(新耐震基準)であれば、台風や竜巻などで破壊されることはまず無いと思われ、放火に関しても木造住宅よりは安全感が高いです。落雷でも大きなマンションであれば避雷針がついており、避雷針がついていない物件でも、落雷で電化製品が破損したり、火災まで発生する可能性は低いと思います。
北関東の落雷多発地帯やヒートアイランドの影響が出やすい地域、海なし県などの高温&低温地域、海沿い、大きな川沿いなどの地域は、今後は風雨や竜巻などの自然災害がその他の地域よりも激化する傾向がでていますので、投資場所の気象条件や環境条件、そして犯罪情報などもよく調べておく必要がありそうです。