auが返金額を発表しましたね。
通信障害が起こったその日、ちぃは発作を起こしてました。
朝から吐き気が止まらなくなり、
ちぃ自身もなんとかしたくて目につくものをなんでも食べるし、
吐いた時に誤嚥性肺炎を起こす危険があるし、
いっときも目が離せない。
1人では病院へ連れて行く準備も出来ないので、
とりあえず実家に頼ろうと母に電話したら、
まさかの
「接続出来ません」
家電に掛けてみても
「接続出来ません」
ショートメールを送ろうとしても
「未送信」の表示が消えない。
ようやく通信障害って気づいて、
なんとか実家に連絡する方法を探しましたが、
私はauしか持っていない。
親はガラケーで通話とショートメールしか出来ない。
ネット環境はあるけど、アドレスもない。
つまり、実家に連絡するすべなし。
Wi-Fiがあるので姉にLINEしましたが、
姉もauで、しかもこの時Wi-Fiがない環境にいたので未読のまま。
完全なる孤立無縁、、、
家族の応援を諦めて病院とも考えたけど、
電話が使えないのでタクシーが呼べない。
病院に助け求めたくても、
電話が使えない。
そうしている間にちぃの吐き気はどんどん悪化
近所に公衆電話はあるのです。
でも、ちぃから目が離せないから行けない。
なすすべがない、、、
それでも、最初は焦ってませんでした。
生命に関わる発作ではないし、
通信障害も2−3時間くらいで収まるだろうと思ってたから
なのに、いつまで経っても「接続出来ません」のまま、、、
ちぃの発作は治らない。
軽い時は30分で治る時もあるのに、
こんな時に限って、、、
電話使えない絶望感。
姉がLINEを見れるようになるのを願うだけの時間が無駄に過ぎて、
何も出来ないまま、夕方。
ちぃの発作は落ち着いてきました。
完全に治ったのは16時過ぎ
発作が始まってもう少しで6時間が経とうと言う頃でした。
約6時間吐き気と戦って、ちぃは疲れてぐったりしてました。
電話が使えていたら、
午前中のうちに病院行って吐き気止めを打ってもらえたのに、
そうすれば、あんな苦しませることもなかったのに、
それがたった304円の返金で済まされるのか、、、
ちぃが苦しみ、私が悪戦苦闘していた時、
病院もまた私に連絡を取ろうとしていたそうです。
検査の結果が出て、
今後の治療方針を私と相談するために。
でも、電話が繋がらなかったので、
その分治療に入るのも遅れてしまいました。
これらのお詫びがたったの304円
お金の問題ではないけど、
もしあれが吐き気ではなく誤嚥性肺炎だったら、
ちぃは死んでいたかもしれません。
会社は基本料金で計算しますが、
それを、妥当な計算方式とは思いますが、
こっちは、あの日の代償として、ちぃの苦しみの代償として受け止めます。
今回は勉強になりました。
通信手段を一社に絞るのは危険。