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市民ランナーのためのランニング知恵袋

市民ランナーによる市民ランナーのためのランニング講座
トレーニングから怪我予防、レース前のコンディショニング、栄養補給など
ランニングと関係するあらゆる事をテーマに綴ります


ランニングに関連する書籍の中でランナーFもしくはランナーSが読んだ本を紹介していきます。


第1回

マラソンは毎日走っても完走できない―「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42.195キロ (角.../角川SSコミュニケーションズ
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【ランナーFからのコメント】

高橋尚子さんをはじめ、数多くの一流女子マラソン選手を育てた小出監督による書籍。

タイトルのとおり、マラソンを走りきるために必要なトレーニング方法について具体的に説明がされています。

ただ、単調に同じペースで走るのではなく、時間に対して、距離に対して、スピードに対して負荷をかける必要があるマラソンのトレーニング。

この本ではマラソンを始めたばかりのランナーから記録が伸び悩んでいるランナーまで多くの人が参考になるメゾットが書かれています。



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おはようございます。
市民ランナーのランナーFです。


今日は、ペース配分についての記事を書きたいと思います。
運動時間が長くなる長距離走ではペース配分がパフォーマンスに大きく影響すると言われています。
マラソンに取り組まれる方は、出場レースが多くなればなるほど、マラソンのペースって難しいなと感じることもあるのではないでしょうか。

そこで今日は現役市民ランナーで最も有名かつ最も実力があると言って間違いない川内選手のマラソンレース結果から、
ペースがパフォーマンスにどのような影響を与えているのか考えてみたいと思います。


川内選手はご存じの通り、数多くのマラソンに出場しています。
その中から今回は、以下の4レースをピックアップしました。
①東京マラソン2011(日本人一位となり世間にその存在を知らせるきっかけとなった大会)
②福岡国際2012(ロンドン五輪後の開催、堀端選手が日本人トップとなった大会)
③別府大分2013(自己ベスト。中本選手とのデットヒートを制し優勝。世界選手権出場権を事実上獲得した大会)
④びわ湖2014(2時間7分台を目標に出場した先日のレース)


まず全大会のタイムです。
東京2011→2時間8分37秒
福岡2012→2時間10分29秒
別大2013→2時間8分15秒
びわ湖2014→2時間10分38秒


見て分かる通り、東京2011と別大2013は8分台でゴールしていますが、福岡2012とびわ湖2014は10分以上かかってしまったレースです。


次に5km毎のスプリットタイムを計算した図をご覧下さい。




最も記録が良かった別大2013はレース終盤までほぼ一定したペースで走行できていたことが分かります。
その一方、福岡2012やびわ湖2014では20km過ぎもしくは25km過ぎから急にペースが落ちていることが分かります。

また、別大2013とびわ湖2014のレース前半のラップに着目してみると、5kmから20kmまでは、いずれも別大2013の方が遅いペースでした。
つまり、びわ湖2014は前半で作ったタイムの貯金より後半に作ってしまったタイムの借金の方が大きかったことになります。


ここからは個人的な意見になりますが、
マラソンはイーブンラップで走れた時が最も記録が出やすいと思います。
前半ペースを上げてタイムの貯金を作っても過大となった負担が後半ペースを低下させてしまいます。
また、前半思いっきり抑えて後半上げるようなレースを狙っても結果として記録は平凡となってしまう可能性が高いです。


川内選手のレースをテレビで観戦した視聴者の感想としてよく聞かれるのが、
「川内選手の粘りは驚異的。」
「後半の川内選手の追い上げには感動した。」
などという言葉です。

確かに先日のびわ湖でも一時は14位ぐらいまで順位を落とした川内選手ですが、最終的に4位(日本人2位)でゴールしています。
しかし、図を見て頂ければ分かりますが実際にはペースは上げれていません。
順位が上がったのは他選手のペース低下が激しいためであり、実は川内選手のペースも落ちているのです。


今後、このブログではペース配分についても詳しく書いていきたいと思っています。


ご意見、ご感想、ご質問はお気軽にコメント欄へどうぞ。




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こんにちは。

ランナーSが更新していきます。



昨日まで膝のランニング障害について記事を書いていました。膝のランニング障害に少し関連して膝のテーピングについて書いていきます!!



最近様々な会社から自分で巻ける膝のテーピングが販売されています。

このようなテーピングを素人が巻くことのメリットとデメリットを私なりに書いていきます。

ちなみにこのようなテーピングの巻き方は脛骨粗面(膝の下の前面にある出っ張った部分)から膝蓋骨(膝のお皿)を囲うようにして巻かれていることが多いと思います。



メリット


①テーピングを巻いたから痛みや不安定感が出ないという心理的安心感を与えてくれる。


②膝蓋骨が左右に動揺するのを抑えてくれる。そのため膝の痛みが出づらくなる可能性がある。


などが上げられます。



デメリット

①膝の怪我の種類によっては動きを抑えすぎて悪影響になる可能性がある。


※膝のランニング障害によっては動きを制限されたことによりある部分に負荷がかかりすぎる可能性がありますし、巻いても怪我の種類によっては巻く意味がない可能性もあります。


②テーピングを巻くことでしか膝蓋骨を固定できなくなってしまい自分の筋肉を使わなくなってきてしまう。


※道具ばかりに頼るとそれがあるから大丈夫と体が思ってしまい膝を固定する筋肉が働きづらくなってしまいます。


③前回ランナーFが書いたランニングの経済性 が悪くなる可能性がある。


※動きを制限しているので踏み出す距離が少なくなってしまうこともあるからです。


などが上げられます。



私の私的意見としては基本的に巻くことには反対です。しかし、以前大会や練習で巻いて好印象であれば大会に限り使うのであればいいと思います。


トレーナーの方や治療家など体の状態が分かっている人に巻き方を教えてもらい巻くのであれば機能的になると思いますが、ただ闇雲に巻いとけばOKというスタンスだと悪影響が出る可能性もあるということを知っておいて下さい!!



質問や意見、感想などのコメントお待ちしております。






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おはようございます。
市民ランナーのランナーFです。


今回は、ランニングのパフォーマンスを規定する生理学的要因の一つであるランニングの経済性について書きます。
ランニングの経済性はランニングエコノミーとも言われ、自動車に例えると燃費に相当します。
同じガソリン量のを積んだ車でもその車種や運転の仕方によって走れる距離は異なり、燃費の良い車ほど省エネ走行できます。
実は、ランニングにも燃費の善し悪しがあるのです。


以前の記事 で走速度と酸素摂取量には直線関係があると書きました。
確認しますと、スピードが増すにつれて必要となる酸素(エネルギー)が増えるということです。
これは、どんなランナーでも共通の事実です。
しかし、実はランナー間で大きな個人差があることも分かっています。


どういうことかと言いますと、
ある二人のランナーA,Bが分速250m(キロ4分)で走る場合、
Aは酸素を体重当たり50ml/min摂取しなければ走れない。
しかし、Bは45ml/minで走ることができる。
この場合、速度が同じでも必要な酸素が少ないBの方がエネルギーの消費が少なできるわけです。
長距離走では、エネルギーを浪費してしまうとエネルギー源の減少が早く起きてしまいます
したがって、少ない酸素、すなわち少ないエネルギーで走れることは燃費が良いと言い換えることができます。


最大酸素摂取量が70ml/kg/minの同じランナーでもランニングの経済性が異なれば、パフォーマンスも大きく違ってきます。
また、よくトレーニングされた一流選手は最大酸素摂取量の伸び率はあまり大きくないと言われています。
しかし、ランニングの経済性は最大酸素摂取量の向上が頭打ちになっても高めることができると考えられています。


どうやってランニングの経済性を高めることができるかについては、今後このブログでも書いていきたいと思います。
ただ、他の要素(最大酸素摂取量や乳酸性作業閾値)に比べると、ランニングの経済性を改善するにはどのような手段が有効なのかは不明な部分が多いのも事実です。


ご意見、ご感想、ご質問はお気軽にコメント欄へどうぞ。



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こんにちは。

鵞足炎についてランナーSが更新していきます。


以前書きましたがランナーFはこの怪我で1週間程まともにトレーニング出来なかったそうです。



鵞足は縫工筋薄筋半腱様筋の太ももの内側を通る筋肉の3つが鵞(がちょう)の足のように付着しているので鵞足と言います!
ちなみに付着しているところは膝の内側やや下のところです。


3つとも膝を曲げることと脛骨(ふくらはぎの骨)を内側に回旋させる作用があります。他にも股関節を曲げたり、伸ばしたり、回旋させたりする作用があります。


止まる動作で脛骨を外側に回旋させられるため、鵞足に付着する筋肉や腱に大きな負荷がかかり痛みとして出現します。


3つの筋肉は作用が様々なため筋トレも様々なことを行わなくてはなりません。
まずは日常生活で痛みが無くなるまで休み、どの筋肉が硬いのかを把握した上でストレッチやマッサージを行ってもらうと良いと思います。
3つの筋肉とも付着しているところが同じですが、始まっている場所は様々なためここでどんなストレッチをした方が良いとは言えません!


痛みが出る原因としては上で上げた3つの筋力不足、柔軟性不足はもちろんですが、それよりも鵞足部に負担のかかるランニングフォーム(止まる動作が膝が中心になる動作や膝が止まる時にぶれやすいなどがあげられます)、走る量、走る環境(膝がぶれやすい不整地な地面、地面の傾斜)など根本的なことを改善していかなくてはいけません。


走ると膝の痛みが出るから走るのを休んで、膝の痛みがなくなったら練習をいきなり以前やっていたレベルで再開して同じ箇所を再度傷める
という人が多々います。まずは痛みをとり、上で上げた原因などから何がいけなかったのか考慮して改善していかなくては痛みが続いてしまいます。



1*2週間練習を休んでもたいして呼吸機能や筋力は落ちません。継続的に走れるように根本的な改善をすることが一番の近道です。

また、ランニングフォームが原因であれば自転車でトレーニングして徐々に悪いフォームを改善すれば良いですし練習量が多くて痛みが出たのであれば良い休養になると思います。


痛みが変わらないようであれば医療機関に受診して下さいね。


質問や感想などのコメントお待ちしています\(^o^)/

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