おはようございます。
市民ランナーのランナーFです。
今日は、ペース配分についての記事を書きたいと思います。
運動時間が長くなる長距離走ではペース配分がパフォーマンスに大きく影響すると言われています。
マラソンに取り組まれる方は、出場レースが多くなればなるほど、マラソンのペースって難しいなと感じることもあるのではないでしょうか。
そこで今日は現役市民ランナーで最も有名かつ最も実力があると言って間違いない川内選手のマラソンレース結果から、
ペースがパフォーマンスにどのような影響を与えているのか考えてみたいと思います。
川内選手はご存じの通り、数多くのマラソンに出場しています。
その中から今回は、以下の4レースをピックアップしました。
①東京マラソン2011(日本人一位となり世間にその存在を知らせるきっかけとなった大会)
②福岡国際2012(ロンドン五輪後の開催、堀端選手が日本人トップとなった大会)
③別府大分2013(自己ベスト。中本選手とのデットヒートを制し優勝。世界選手権出場権を事実上獲得した大会)
④びわ湖2014(2時間7分台を目標に出場した先日のレース)
まず全大会のタイムです。
東京2011→2時間8分37秒
福岡2012→2時間10分29秒
別大2013→2時間8分15秒
びわ湖2014→2時間10分38秒
見て分かる通り、東京2011と別大2013は8分台でゴールしていますが、福岡2012とびわ湖2014は10分以上かかってしまったレースです。
次に5km毎のスプリットタイムを計算した図をご覧下さい。
最も記録が良かった別大2013はレース終盤までほぼ一定したペースで走行できていたことが分かります。
その一方、福岡2012やびわ湖2014では20km過ぎもしくは25km過ぎから急にペースが落ちていることが分かります。
また、別大2013とびわ湖2014のレース前半のラップに着目してみると、5kmから20kmまでは、いずれも別大2013の方が遅いペースでした。
つまり、びわ湖2014は前半で作ったタイムの貯金より後半に作ってしまったタイムの借金の方が大きかったことになります。
ここからは個人的な意見になりますが、
マラソンはイーブンラップで走れた時が最も記録が出やすいと思います。
前半ペースを上げてタイムの貯金を作っても過大となった負担が後半ペースを低下させてしまいます。
また、前半思いっきり抑えて後半上げるようなレースを狙っても結果として記録は平凡となってしまう可能性が高いです。
川内選手のレースをテレビで観戦した視聴者の感想としてよく聞かれるのが、
「川内選手の粘りは驚異的。」
「後半の川内選手の追い上げには感動した。」
などという言葉です。
確かに先日のびわ湖でも一時は14位ぐらいまで順位を落とした川内選手ですが、最終的に4位(日本人2位)でゴールしています。
しかし、図を見て頂ければ分かりますが実際にはペースは上げれていません。
順位が上がったのは他選手のペース低下が激しいためであり、実は川内選手のペースも落ちているのです。
今後、このブログではペース配分についても詳しく書いていきたいと思っています。
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