ある日の朝、まだ下の娘が６〜７歳の頃、ベッドルームに入ってきて。真面目の顔してオレに言ったね。
お母さんとセックスしてたでしょう？ と、言うではないか。こう云うことを言う時はわざと日本語を使う娘〜〜。そんな事やってないよ、、と言うと、、してた、、、う〜〜ん う〜〜んと声がしていた、、、なんていう まったくおマセのガキだった。
ここアメリカで小学生の頃から学校の担任に呼ばれて、お説教を食らったり、中学では本格的に校長からお説教を強く食らった。もううちのワイフは行かなくなって、私めがそのつど学校へ行って、お説教をくらった。私自身ガキの頃は日本で先生にまったく同じパターンで先生達や校長にお説教を食らったので、だいたい日本もアメリカも同じパターンなので、聞き流していたもんだった。
一応娘には、何を言っても親の言う事など聞かないんで いいか 馬鹿やっていてもいいが、プレグナント（妊娠）と ドラッグ（いろんな薬）だけはやるんじゃねーぞ、と言っておいた。当時中学生の娘は アイノー わかってるよ、、、といっていた。
なんせ高校生の不良が拳銃を持っているようなアメリカなんだから、それぞれの不良グループに属している。黒人だけではない、ラテーノ（主にメキシコ系）、アジア系では中国系とベトナム系ギャング グループだ。一匹オオカミなどない。うちの娘はベトナム系
のグループに属していた。
家出は３日帰ってこないと警察に届ける事ができるが数日では受け付けてくれない。
ある日のこと、一週間帰って来ない娘から、電話がかかってきた。今この住所にいるから。迎えに来てくれ、、、と、、おっ、、やっと連絡があった。住所を調べてもよくわからない。その頃うちの店で働いていた男が前に花屋で働いていた頃、その住所あたりに花のデリバリーに行ったことがあると言っていた。なんとここサンフランシスコの黒人街のど真ん中だった。ここらは黒人が主に住んでいたので、その他は貧乏移民の家族が住んでいるエリアで、うちの娘の友達でベトナム系ギャングの女リーダーの住んでいる家族の家だった。最初間違って隣の家に入っていったら黒人の若い２人がいた。おっと間違ったベトナム人の家はどこかね？ となりだ ソーリー すごいね、この黒人の家はひとつのソファー以外に家具は殆どなかった。この時初めて拳銃、３８口径のリボルバーを腰に挟んで持っていった。
ベトナム人ん移民家族は、子供が３−４人小さいのがいて、うちの娘の友達の不良娘はこの家族の長女だった。彼らの親父はベトナムからアメリカに移民してきた貧乏人家族で、長女が不良でか、生活も大変らしく、母親はオレの前で泣き崩れて約１時間くらい愚痴をきいてやった。
うちのワイフはビッビって車を内側からロックして、車からでてこなかった。
家に帰ってきて、頭にきてたんで娘を張り飛ばして、頭の毛を掴んでハサミでジョキジョキ切ってやった。もう１週間は学校へいかないと思っていたら、翌朝鏡の前でなんとか髪を整えて学校へいったら、不良仲間が格好いいぞと言われた、、なんて言っていたな。
ある日の事、娘に 見ろ お前が馬鹿ばっかりやってるから、オレの頭が禿げちゃったじゃ〜ないか？と言ったら。
娘が、ちょと待ってよ（日本語）しばらくして、オレの古いアルバムから若い頃の写真をぴっと剥がして持ってきて、 ”ほら見てよ
私が生まれる前から頭が禿げてるじゃーないか、、、、、ハハハ まったくふざけた娘だった。
上のストーリーは娘が中学生の頃のお話です。
そんな悪ガキでしたが、その後社会に出てからは、真面目に仕事をやってます。まったく問題なし。
長女のオネイサンの方は、まったく真逆で真面目で学校はいい成績、まったく問題なし。
大学もUC バークレイ、UCLA、UC DAVIS、UC SANTA BARBARA 全部OKがきた。
最近は娘も歳をくってきたので、とてもいい娘になって、パパにとても親切ですよ。
でも最近 お父さん フィリッピンに子供がいるんじゃーないの？ なんて悪い冗談をすんなりと言うんだな。
いるわけ、ないだろう。どこでそういった、ネタを仕入れて来るんだろうか？
世のお母さん、子供は心配しなくも、時間が経てばいい子になりますよ。アメリカも日本も同じですよ。それとも愛情持っていっぱつ張り倒してください。効くかも。
小さい小さい ハミング バードがうちの猫に捕まって家の中に逃げてきた、うちのワイフが捕まえて助けてやった。