アメリカに住んでいても、日本国以外の他にいろんな世界中の国々に住んでいる日本人もやっぱし、普通 日本食を食いたいというのが基本的には同じ考えのようですな。醤油などはここアメリカでは１９６０年代からけっこうアメリカの田舎都市でも売っていたし、キッコーマン醤油など良く歴史はわからないが、もう６０年代の頃から大豆がたくさん取れる広大なアメリカの地方に醤油工場を建設し製造し全米に売っていた。醤油だけがあれば、いい加減な日本食なら作れる。醤油と砂糖だけあれば、すき焼きが作れる。
アメリカに来た頃、初めての語学学校の夏休み、憧れの情熱の国メキシコのあちこちを、食あたりのスーパー下痢に苦しみながら回って歩いた。これモンテズマの祟、、というのだそうだ。昔インカ帝国が盛んな頃スペインの奪略者が侵略し殺戮の限りを尽くした、その報復とかで、メキシコに来た他国人にこの制裁を与える、、、、という諺があった。もう半世紀も前の話です。その頃メキシコはまだ本当に貧しかった。ビーチへ行くと漁師が魚を取ってくる、デカいロブスターがピンピンしている、当時５ドルで買えた。
そうです、貧乏ヤングトラベラーだった私めは、いつも護身用にデカい柳刃の刺し身包丁をタオルにくるんで、護身用件料理用に持って歩いた。なにかあると思い、醤油の入ったボトルを持ち歩いた。正解だった。メキシコの漁師から買った魚をばらして刺し身にして食っていた。けっこう新鮮な食材が海に面したところでは、安く手に入った。
話が横道にそれたが、この醤油というものは、本当に重宝なものである。田舎のカレッジに行っていたときも、金が全くなく、安い卵と炊飯器で米を炊いて、卵ご飯を毎日のように食っていたな。醤油と卵があれば、なんとかなった。その頃、１年後輩が日本から同じカレッジにやって来た。その彼も金がなく、私めの住んでいた安ホテルのキッチンもない部屋で２人して卵ご飯を食ってにこにこしながら将来なにして金もうけするか？ なんて当てもない夢を語っていた。
その彼が、思考錯誤しながら、現在ここサンノゼで IT 関連の会社をやっていて、なんかボーナスだけで１億円というではないか、
オイ いくら稼いでいるんだ？？？ 彼が、高橋さんと卵ご飯を薄汚いホテルで一緒に食ったよね、と、、いまでも合うたびにその話が出る。これが貧乏学生やってる頃の唯一の主食でした。
話がますます横道に逸れますが、下記の写真が最近の我が家の料理です。なんせ私めも料理が好きでいつもやっているし、相方がアメリカ人だから日本料理よりアメリカの料理のほうが本格的、私の場合どうしても日本的発想料理となってしまう。
うちの娘の長女は本格的料理を作る。アメリカは世界中の人種が住んでいるから前のブログで正月料理を作ったように、世界中の料理を作る。しかも次女は元プロクック、彼女は大学にもいかずクックになったプロ。そんなわけで我が家はいつもいろんな食い物があるんです。
ここ北カリフォルニア州からアラスカにかけて捕獲されるダンジネス蟹が最近解禁になった、左。真ん中が私めが作ったゴーヤ チャンプル、上がチャイニーズ ストアーで買ったロースト ポーク。右は蟹味噌。これ食うのは日本人だけかな。この蟹味噌、塩辛、納豆などまったく若い頃食わなかったうちのワイフも今ではすっかりと日本カルチャーに染まり、納豆ご飯、、、蟹味噌〜〜、だいすき〜〜〜ベイーグッド、、となってしまった。
チャイナタウンや中国系の店で売っている ロースト ポーク 豚の丸焼が売っている。サンフランシスコは国際都市、世界中の食い物が手に入ります。
初めてチャレンジしてみたカキフライ左、うまくできました。右下がフィリピン ストアーで買ったチキンの串焼き、その上が
コスコで買った ツナポケ、 その上が野菜の旨煮。
中国野菜 名前をわすれた。ボックちょい だったけ。
ゴーヤ チャンプル。 これ私めがつくったのだが、けっこう家族に受けた。かんたん料理。
日本食の典型的な味付け、醤油、酒、オイスター ソース、賞味シャンタン（これ日本の料理番組でみたので、日本に行った時あったので買ってきて使っている、あとは味醂、日本の米酢、などがあれば、日本食は作れます。
そんなことで、今晩もたくさん、たくさん 料理ができまして、楽しいひと時を過ごしました。
アメリカにいても、日本以外の外国に住んでいても、相方が日本人でなくても、日本人は日本食を作って食ってますよ。