今年も始まったここカリフォルニア州は記録的のワイルドファイヤー、最近の新聞で90,000万エーカーがすでに燃え延焼が続いている、ちなみにサンフランシスコ全体の面積が30,000万エーカーですからサンフランシスコの3倍の面積がすでに焼き尽くされたということになる。
上の新聞切り抜きは2人の初老の白人のランチャー(牧場経営者)がやつれて疲れた顔をしているな。彼らは家はなんとか延焼を免れたが、広大な牧場はワイルドファイヤーで焼き尽きされてしまった、ということは彼らにしてみれば殆どの財産を失ったことになる。
今世紀最大のDROUGHT(干ばつ)、カリフォルニア州では126年間で最悪の年。今年に入って雨がほとんど降らない、、、ボーンドライ、、、水がない、、、湖も干上がっている、貯水池も水がない、、、記録的な熱波が襲い、ここカリフォルニア州だけではなく、ずっと北のいつもは涼しいカナダ、、、こういった地方は夏でも気温が上がらないから家にクーラーがない。ここサンフランシスコも夏、涼しい、霧が大量に発生するから、、家庭にはクーラーというものがない、今年は普段よりもっと寒い夏だ。カナダも涼しい地方だからクーラーがない、その結果今回の予期せぬ熱波の襲来で500人近くの人が死んだ。前代未聞の大事件だ?
水はまだ制限令が出ないが、過去には制限例が出たことがある。その時は大きな家の芝生に水を撒く事ができず茶色くなった庭が新聞に出ていたが、今年もそろそろ出るのではないだろうか。水がないから農業が最も大きなダメージを受ける、これから野菜類を始め、いろんな穀物も、それを餌にする家畜もすべての食料品の値上がりが始まるだろう。聞く話だが、金のある人達はすでに将来の食料品のインフレを見据えて、食料品の備蓄を始めたそうだ。私め、、まだやってないがそろそろやるかな。米、味噌、醤油、缶詰、電気に問題なければ大きめなフリーザーがあるから肉や魚を冷凍しておこうかな。近い将来、値段が倍くらいになるかもしれない。
上のワイルドファイヤーでかかった費用。1980年ころはゼロに近かったのが、2008年ころから増え始めて、現在なんと
1.3ビリオンダラー、、、日本円で換算するといだいたい1300億円だ。
大型飛行機を使って、消火剤をバンバン撒いているがいっこうに収まらない。
こっちは熱波でサクラメント リバーの水温が上がってしまい、産卵のために遡上してきたサーモンが産卵前に死んでしまう。
死んだ魚を引き上げる政府の魚関係の仕事をしてる女性監視官。
卵を生む前に死んでしまったサーモンの腹にぎっしり詰まった筋子。新鮮なら寿司ネタだな。まれに産卵しても稚魚は水温が暑くて死んでしまう。今年はほぼ全滅らしい。生き残った僅かばかりのサーモンの稚魚が海に帰り、また川に戻ってくるのには、かなりの歳月がかかるだろう。
こっちは雨が殆ど降らず、カラカラのお天気なのに、日本を始め他のアジア諸国では記録的の大雨で、洪水、土砂崩れ、これをなんとか半分ずつ分ければうまくいくんだが、、どうにもうまくいかない地球環境。
そうだ、、いいアイデアがうかんだぞ。日本製の海の水を真水に戻す工場を早くカリフォルニ州に持ってきて、あちこちにセットすればいい。サウジアラビアなどは日本から工場を輸入して真水を生産していると聞く。
日本の会社は今がチャンスだ、、、どんどんセール攻勢をかけたらいいぞ。







