このホテルに泊まった。ホテルの部屋から外をみると、もうあたりは一面霧がかかって、小雨もパラついていた。寒い。ハノイのホテルの従業員が注意してくれたことが本当だった。でも南国の旅だからダウンジャケットなど持っていない。ありあわせの長袖シャツなど着て、なんとか間に合わせた。
このベトナム国は長い間フランスの植民地だったが、1950年に入ってから、フランスから独立した。その頃までは、このあたりは涼しい気候なのでフランス人の避暑地だった。独立後、フランス人によって建てられた別荘の殆どが、ベトナム人によって破壊されたそうだ。そういった歴史にある町だ。
町は急勾配の斜面に張り付くように建てられている。上が昼で下が夜。路面はいつも濡れていた。
さ〜天気も良くなってきて、霧が晴れてきたので、近郊の楽な山歩きだ。
石の階段が延々と続く山道沿いに土産物屋が並んで、民族衣装を売っている。どうにも買う気になれず、見学してたが、トレッキングのガイドをしてくれたベビーを籠に入れていた若い女から紺色した巾40cm長さ2mくらいの絞染を買った。それと民族衣装の柄の入った半袖シャツも買った。というより無理やり買わされた。
前のカンボジアの時もそうだったが、食事をしていると物売りがわ〜と集まってくる。皆んなオレのところにくるのだ。数メートル先に欧米人の白人グループが20〜30人もいるのに物売りは誰も行かない。彼らの態度は薄汚い犬っコロでも追い返すような仕草をするからだろうか。ついでにやはり民族柄の入った1mx2mくらいのテーブルかけのようなのを買ってやった。
闘鶏か、民家の庭先で飼われていた。
これは、いろんな野鳥を焼いたものだが、どうにも食欲が’おきないな。
はい、、焼きまんじゅう、、これはまーまーいけました。田舎のくいもんだね。ベトナム風今川焼きかな。
上の食材は、全てBBQで焼いてくれる。今回は食っている時間がなかった。
さ〜霧も晴れて天気になったら、観光客が集まりだした。ベトナム人観光客もこの北の地で楽しんでいる様子だった。
やっぱし何かの同窓会のようだ。高校か大学か、こういった風景がよく見かけた。民族衣装のアオザイ着て40年配くらいだろうか。
ベトナムも中年のおばちゃんは元気がいいな。そしてフレンドリーだったな。
晴れたのもつかの間、しばらくすると、、もう霧が山にかかってきた。
ハノイに戻ったら、もうこの有様。歩道にバイクを止めてるから、これじゃ〜歩けないよな。