「素直」に生きたい | マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

破綻する長期修繕計画の改善、マンション管理委託品質向上や大規模修繕工事のムダやムラを適正化する管理組合コンサルタントをしています。

近頃、なぜだかお腹が減ります。筋肉質になって、
基礎代謝が上がったことが原因だと考えていましたが、
どうやらそうではないようです。在宅ワークは、
なぜだかお腹が減り、ご飯とおやつの時間が気になる
今日このごろですが、みなさんお元気でしょうか?

今は誰もが色々なものの数を数えてばかりいます。
感染者を数え、死者を数え、株価の暴落で失われた金額を数え、
マスクの金額を数え、ウイルス検査の結果が出るまでの残り時間を数え、
集団感染発生地からの距離を数え、キャンセルされたホテルの部屋数を数え、
そして何よりも繰り返し数えているのは、
危機が過ぎ去るまでにあと何日あるかということです。

今我々が直面している苦しい日々も含めて、我々は人生のすべての
日々を価値あるものにするような数え方を学ぶべきなのではないかと。

そのために、この時間を有効活用して、いつもなら中々考えられないような、
「僕らはどうしてこんな状況におちいってしまったのか、このあとどんな風に
やり直したいのか?」という問いを、めいめいが考えてみたいと思います。

さて、本日のテーマは「素直」です。

「法隆寺の鬼」「最後の宮大工」と称された
西岡常一棟梁の唯一の弟子として、
約20年間、師の教えを身近に受けられた小川三夫さん。

その小川さんが、弟子入り後まもなく棟梁から言われたのが、

「これから1年間は、テレビ、ラジオ、新聞、仕事の本、
そういうものに一切目をくれてはいけない。刃物研ぎだけをしなさい」

であったといいます。
当時22歳だった小川さんは、この師の教えを忠実に守り、
毎晩、一心不乱に刃物研ぎに励まれました。

そしてこの学びの姿勢によって、小川さんは弟子入り5年目に副棟梁になり、
29歳にして寺社建築会社「鵤(いかるが)工舎」を設立されます。

小川さんは、「素直になれない子、中途半端な知識を身につけている子」
に対して、次のような苦言を呈しています。

「そういう子は、その人間性ののぼせた感じが
 なくなるくらいまで、怒り倒さなくちゃならないんです。
 怒り倒して、素直にものに触れられるようにならないと。

 職人というのは、技を得ようとする人は、
 素直じゃなくちゃ絶対ダメ。
 学ぶとは真似るということです。
 素直に真似なくちゃ真似になんないわけですから」

あの王貞治さんを世界のホームランバッターに
育て上げた打撃コーチの荒川博さんも、

「習い方がうまい人とは、習う素直さがある人だ」

と、期せずして同じようなことをいわれています。
そして、王さんが自分に口答えをしたことは一度もない、と。

あの王貞治さんも、謙虚・素直・プラス思考だったんですね。

尊敬する師を持ち、その教えをまっすぐ
素直な心で受け止め、確実に実行していくこと。
そこから新たな人生がひらけてくるのだと思います。