「1世帯1議決」の徹底を | マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

破綻する長期修繕計画の改善、マンション管理委託品質向上や大規模修繕工事のムダやムラを適正化する管理組合コンサルタントをしています。

総会出席者のなかには、総会に出席できる権限のある人と、権限のない人がいます。

 

区分所有者が出席できるのは当然ですが、例えば夫婦で参加してくる場合、ご主人は区分所有者だけれど奥さんはそうではないケースが多いかと思います。また大型マンションになると、外部の人がまぎれてくる可能性さえあります。

 

そこで総会では受付をしっかり行い、「1世帯1議決」を徹底しないと、決の数字を間違える可能性が生じます。

 

効率的にかつ確実に運営するために、例えばご夫婦での参加者には1票となるように受付時に色のついた紙を渡し、その色紙で挙手をしていただくのも1つの方法です。

 

大型マンションでは、挙手した数をカウントする係り、集計する係り、その議決数の発表の仕方などを、しっかり検討しておく必要があると思います。私が見てきたマンションでは、カチカチと押して人数を数えるカウンターを用意しているところもありました。

 

他にも、想定問答集などを用意して「誰がどのタイミングで話をするのか」を理事同士で事前に周知しておくのもいいでしょう。

 

そして総会終了後には、議事録の作成が必須です。あまり時間が経つと何を話したのか忘れてしまいますから、議事録を作成する目安は2週間以内。できあがったら、参加できなかった方々に配布して見てもらうことが大切です。

 

株主総会などと違い、管理組合の理事長や理事はそもそも素人ですから、初めての総会経験者ばかりだと思います。何もかも自分たちで抱え込もうとせず、「有意義な総会にするためにサポートをお願いしたい」と、管理会社に意欲を伝え、サポートを促すことも必要です。