(7)見積額の上位数社でヒアリングを行う
出てきた見積書は、当然ながらいずれも見積額が近いので、上位の3社や5社というように区切って、各社を交えて「ヒアリング」を行います。
ここでのポイントは、管理組合に対して、チャンピオン業者が一番安くて一番いい会社だという印象を与えることです。
そこで、ヒアリングの際に、コンサルタント(設計監理者)の担当者には演技力が求められます。チャンピオン業者に決定するように、それ以外の業者を質疑応答の場面で、徹底的にやっつけていくのです。たとえば、業者のちょっとした言葉尻を捉えて糾弾したり、過去のよくない評判を紹介したり、悪口などをさんざんいって、業者を選定する理事や区分所有者に悪い印象を与え、チャンピオン業者が選ばれるように仕向けます。
仮に、チャンピオン業者以外の業者が選ばれたとしても、予定よりも高い工事費で受注できるうえ、見積りに参加した上位数社にたいしては、先立って業務協定書を締結してありますから、今度は選ばれた業者からリベートをもらえばいいので問題にはなりません。