たいていの管理会社は複数のマンションの管理を委託されており、それぞれの管理組合にフロント担当者をつけます。会社の人材には限りがありますので、当然、管理会社は効率を考えてフロント担当者を配置しようと考えます。
管理組合がAランクのマンションには、「エース級」の社員をフロント担当者にします。そして、定例理事会にはフロント担当者だけでなく、上席の人間を複数参加させるなど、理事会対応にも余念がありません。
管理組合がBランクのマンションには、「中堅社員級」をフロント担当者にします。
そして、管理組合がCランクのマンションには、何をしても文句をいわないおとなしい管理組合のため、大きな問題を起こす心配もないので、「それなり」のフロント担当者があてがわれるか、またはフロント担当者がコロコロと交代するという対応になります。
ただし、例外として、規模が大きく、ランドマーク的なマンションの場合は、管理会社にとっては看板的な管理物件かつ大口の収入源でもあるので、たとえそこがCランクの管理組合でも、ある程度エース級の社員を投入するケースがあります。ですが、たいていはマンションの規模や所在地に関係なく、管理組合の理事や役員の意識レベルに応じて格付けされていると思っていいでしょう。