世の中にはいまだに談合・リベートの“ダークサイド”から足を洗うことができないコンサルタント会社や管理会社が数多く存在しています。日本の国力が低下している中、マンション管理組合大規模修繕工事業界の大人たちはこんな社会を構築して恥ずかしくないのか?と強く思います。たとえ一文無しになって橋の下に住んだとしても家族や親友に誇れる仕事や会社に私はしたいと思います。
例えば大規模修繕工事修繕周期のお話です。ほとんどのマンションでは築12年前後で大規模修繕工事を実施しているのに比較して、CIPの平均周期は17年程度となっています。築12年程度でマンションにお邪魔させていただき、建物を拝見すると「まだまだ綺麗じゃないですか」「故障したり壊れている箇所は見受けられませんでした」「あと5年後にもう一度考え直しましょう」「今後修繕積立金が不足することがわかっていながら、今無駄遣いは避けるべきです」「きれいなところはお化粧直しをしてもきれいになりません」などなどアドバイスをしてきてしまいます。
設計者として「大規模修繕工事は5年後で」と言うと、5年後設計監理業務が取れる確率は「すぐにやりましょう」の半分以下、いや三分の一や四部の一になります。つまり輪番で交代していく理事会では、その思いや考え方が引き継がれたり、踏襲されることはまずありません。そして3年後や5年後には声がかからなくなるのです。それがわかっていながら、どうしても管理組合には「大規模修繕工事はまだ先にしましょう」と言ってしいます。どうしても管理組合の立場に立って、つまり「自分の家だったらこうする」と言ってしまいます。そして、これまで21年間の会社経営は簡単なものではありませんでした。
経営者として失格なのか? 自分でもわかりませんが、私の想いや考え方は、CIPの売上や利益よりも、あくまでも「自分ちだった」という考え方で、今後も活動をしていきたいと思います。