鈍感力のすすめ | マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

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破綻する長期修繕計画の改善、マンション管理委託品質向上や大規模修繕工事のムダやムラを適正化する管理組合コンサルタントをしています。

「鈍感力」とは、長い人生の途中、苦しいことや辛いこと、さらには失敗することなどいろいろある。そういう気が落ち込むときにもそのまま崩れず、また立ち上がって前へ向かって明るくすすんでいく。 そういうしたたかな力を「鈍感力」という。

一般に、「鈍い」ということは、いけないことのように思われています。  

実際、「あの人は鈍いよ」といわれるのと、「あの人は鋭いよ」といわれるのでは、天と地ほどの違いがあり、もし、鈍いといわれた人がきいたら、烈火のごとく怒るでしょう。

しかしあえて「鈍感」を大切にしたいと思います。

たとえばいま、外で夕涼みをしていて、露出していた二の腕を蚊に刺されたとします。  このとき、A君は慌てて蚊を叩き、追っぱらったとしても、そのあと痒くて掻くと、たちまち赤くなって腫れあがり、それでも掻いていると皮膚がただれて湿疹になります。  これに対して、B君は、軽く叩いて蚊を追っぱらったあとは、それ以上、とくに痒くもないらしく、平気な顔をしています。

この場合、あきらかに敏感なのはA君のほうで、鈍感なのはB君のほうです。 むろんこれは、蚊に刺された痒みに対してのことですが、B君のほうが肌が強くて、健康なことは誰にもわかります。 一方のA君の肌が敏感すぎて弱くて、傷つき易いことも明瞭です。  

要するに、A君の肌は敏感で鋭いをとおりこして過敏ということになります。 こう見てくると、鋭いより鈍いほうが上で、優れていることが自ずとわかってきます。

スポーツ選手などはトップに上り詰めるには、ある意味必要な能力です。気持ちの切替が早い方が有利です。
一般の社会人、特に経営者にも不可欠な能力だと感じる。

人は強みでしか勝負できない。社会生活の中で苦手なことや失敗はたくさんある。反省はしっかりしつつ、いつあでも引きずらない鈍感力が大切だと感じる今日この頃です。