「真似る」ということ | マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

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破綻する長期修繕計画の改善、マンション管理委託品質向上や大規模修繕工事のムダやムラを適正化する管理組合コンサルタントをしています。

『それでも褒美を与えよ』(メールマガジン「人の心に灯をともす」より)

佐藤光浩氏の心に響く言葉より…


水戸光圀(みとみつくに)公が狩に出かけたところ、

道中に老女を背負った男が座って休憩していました。

男を知る家臣の話によると、男は孝行息子として有名で、

母親に光圀公の姿を見せたくて背負ってきたとのこと。

光圀公は感心し、男に褒美を与えました。


それからしばらくして、また同じような場所で同じような男に会いました。

話を聞くと、母を背負って歩いているところだといいます。

そこで光圀公は、この男にも褒美を与えようとします。


「それはなりません。この男は、前の孝行者の話を聞いて真似しているだけです」


家臣たちは忠告します。

しかし、光圀公は、それでも褒美を与えよと命じました。


「悪人の真似をするのは悪人と同じ。親孝行する者を真似るのは親孝行と同じ。

よいことを真似するならよいではないか。褒美をとらせなさい」


『寝る前に読んでください』アルファポリス



「真似る」とは、真に似(に)せること。

真似から始めたことであっても、それを続ければやがては、真(まこと)になる。


武道や芸事でも同じことが言われる。

「学ぶ」は、「まねぶ(学ぶ)」であり、「真似る」とも語源が一緒だ。

自分の理想とする先輩や師匠を真似ることは、学ぶこと。


褒美は、金銭的なものに限ると思いがちだが、

「ほめる」、「たたえる」、「賞賛する」、「拍手をおくる」、「喝采する」、

「ハグする」等々も人にとっては大きな報酬だ。


悪いことを真似るなら悪人と同じ。


善いことを真似るなら善人と同じ。


たとえ最初は偽善に見えようとも、善いことを真似る人を、褒め称えたい