先月殺害された王将フードサービス大東社長の最後の記事が、私の愛読書月刊「致知」に掲載されていた | マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

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破綻する長期修繕計画の改善、マンション管理委託品質向上や大規模修繕工事のムダやムラを適正化する管理組合コンサルタントをしています。

先月殺害された王将フードサービス大東社長の最後の記事が、私の愛読書月刊「致知」に掲載されていたことに、このFBで友達に言っていただき、本日気がついた。

とてもすばらしい文章だったので、少し転記をします。是非ご一読ください。

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王将フードサービスは、おかげさまで平成25年7月に東証一部上場を果たしたが、私はいま、ある危機感を抱いている。

店舗数、価格、商品の味、いろいろな面で「これでいいのか」という問いかけをし、新たな改革に挑戦し、これからもう一皮剥けた王将になっていかなければならないからである。

その時に、必要になってくるのが若い人材であることは言うまでもないだろう。

最近では、王将フードサービスの社員研修を取り上げていただくことも多くなったが、私が掲げているキーワードは「自己改革 鍛え抜け人間力」。

挨拶、返事、話の聞き方、掃除といった当たり前のことを当たり前よりも高いレベルでできる人間を育てることに重きをおいている。

人間力というのは、相手を敬う謙虚な心、思いやり、やる気、熱意・・・そういった目に見えないものである。

地面に隠れた根がしっかりはっていれば風雨にも倒れない頑丈な気が育つように、人間もまた、目に見えないそれらの資質を磨き高めていくことによって、どんな逆境が降りかかってきても揺らぐことのない人物へと成長していく。

根は水をやり過ぎても腐ってしまうし、いつも不足なく与えてしまっても伸びない。

自ら水を求めるからこそ、太い根を張り巡らすことができるのだ。

いま若い社員を見ていると、決められたことだけやって認められたいという人が多いように感じられる。

しかし、他人を頼りにして成功などできるはずがない。

そういう人間は、少し状況が悪くなると、すぐに批判、言い訳、正当化に走るが、それは結局、自分で自分の首を絞めるだけである。

ゆえに、二十代の皆さんにお伝えしたいのは「自らの目標を立て、答えが返ってくるまで目いっぱい働け」ということだ。

会社や国に歴史があるように、一人ひとりの人間にも歴史がある。

こうやって生きたい、こうなりたいというシナリオを描き、その一点に向かって無我夢中、徹することで、自分史の新たな1ページを創り上げることができるのではないかと思う。
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人柄がうかがいしれ、さすがに東証一部まで上り詰める経営者の言葉だなぁと感心した。

よく勘違いされがちなことだが、店長でも社長でも何かポジションを与えられた時は、権限を得ただけで権威までいただいているわけではない。

権威は自分で作り出すものであり、下の者が付いてきてくれるかどうかは、その人間の言葉づかい、行動、姿勢の如何によるものだと痛感した。