消費税増税について考える | マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

破綻する長期修繕計画の改善、マンション管理委託品質向上や大規模修繕工事のムダやムラを適正化する管理組合コンサルタントをしています。

1997年4月の橋本龍太郎内閣以来、実に17年ぶりに消費税が上がります。

この17年間で日本の負債総額は約3倍の1000兆円にまで膨れ上がりました。

未曾有のデフレスパイラルから脱却できず、国も企業もヘトヘトな状況の中で東日本大震災を経験し、お先真っ暗に見えたのがつい数年前です。

しかし、昨年安倍政権が誕生して以来、ビジョンが固まり、黒田総裁の異次元の金融緩和により、マネタリーベースで270兆円の量的緩和を発表、株式市場も東証の時価総額が400兆円まで回復しました。わずか一年足らずの事象でした。

こうやって、あらためて見るとびっくりする数字になっています。

2013年度の予想消費税収は13.3兆円で、法人税8.7兆円をはるかに上回ります。

今回の消費税3%アップでの増収額は約8.2兆円ですから、2014年度の消費税収は約21.5兆円となります。

所得税収が約15兆円なので、消費税は主要な税収のトップに躍り出ます。

私は消費税を中心に税収を増やしていくことに賛成しています。

たしかに、所得の多い人も、少ない人も、均一にかかっているのが消費税で、ものを消費すると必ずかかるものであり、生活に打撃を与えることになるでしょう。

しかし、累進課税という考え方がある以上、一定以上の所得のある法人や個人は勤労意欲がなくなるか、税率の低い海外に移転を考えるでしょう。

また、所得の多い法人や個人は、節税に知恵を絞り、節税商品が横行し、節税そのものがビジネスになります。

そこで、間接税である消費税の比率を、諸外国並みに、もう少し増やす方がいいと考えます。

問題は、消費税増税後の我が国の経済がどうなっているか?ということでしょう。

アベノミクスに頼るのもいいのですが、まずは、自分の足元を固めて、景気に左右されない、強固な基盤を作っていきたいと思います。